第67話 ページ30
『オールマイトを殺しに？
それとも、カリキュラムを盗みに？』
唐突に投げかけられた問い
的確にこちらの目的を当ててくるその質問を聞いて
先生がこの子を欲しがる気持ちもわかる
黒｢後者の方ですよ、あと、このことはご内密に｣
『わかりました！』
普通ならありえない返事を当たり前のようにする彼女はやはり異常なのだろう
『話しかけたらもっと警戒されると思ってました...』
そう言いながら辺りを見回しているのは俺たちを心配してのことか
黒｢貴女を警戒する必要はありませんよ｣
『？』
曲がりなりにもヒーロー科の人間にそう言うのは普通ならありえない事
黒｢彼もそうですが、あの方がそう仰っていましたから｣
黒霧の言う｢彼｣とは俺の事だろう
勿論、｢あの方｣は先生の事
『あの方...とは？』
小さく首を傾げているのは無意識なのだろうか
可愛すぎる
死｢俺の先生、あんたも知ってるはずだ｣
知らないわけがないのに上手く思い当たらないのか
『？』
疑問が顔に出てしまっている
『??』
黒｢今は時間がありません、また来ますのでその時はこちらに来れるようにしておいて下さい｣
ああ、まだ動揺してる
その姿もたまらなく可愛い
｢(末期だ...、そろそろやばいな)｣
『???』
黒霧がワープゲートを出す
ワープゲートに入る前に先生からの伝言を思い出す
死｢一応伝言しとく、゛あと少しで迎えに行く、待たせてすまなかった ゛だって｣
大きく目を見開き動きが止まる
気付いたのだろう
『!!??』
また会えるのだろうが離れたくない
｢(こんな事を言ったら、嫌われるかもな...)｣
そう思うと、顔も見れなくなってしまう
ひらひらと手を振りながら、ワープゲートにはいる
『はい！！』
最後に聞こえたその声がいつまでも耳から離れなかった
────────────────────────
黒｢全く喋りませんでしたね｣
｢うるさい黙れ｣
緊張して喋れなかったなんて絶対に言わない
先｢会えたのに喋らなかったのかい？｣
｢先生までなんだよ、別にいいだろ...｣
言えるわけがない
黒｢照れてましたもんね｣
｢おっまえマジで殺すぞ///！！！｣
先｢ははは、良かったね弔｣
｢...(´∩ω∩｀)ﾓｳﾔﾒﾃ｣
────────────────────────
(ﾉ∀`*)ﾝﾌﾌ♪
死柄木くんのキャラ崩壊やむなし
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ペンドラー(プロフ) - ありがとうございます、そう言って貰えるととても嬉しいです！！ (2019年11月10日 23時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 注意書などがとても丁寧なので嬉しいです。これからもがんばってください！ 作者さんも小説も大好きです! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» 何度もすいません！ありがとうございます、直してきました！！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 59話の笑顔をには、をがいらないと思います。すみませんでした！ (2019年11月10日 22時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - コメント有難うございます！夢主ちゃん、これがどんどん成長していきますので、暖かい目でみまもってくださると幸いです！ (2018年10月13日 10時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月4日 19時
