第66話 ページ29
死柄木side
雄英高校に来た
...別にもしかしたら会えるかもとかそういうんじゃない...多分
黒｢死柄木弔、回収しました｣
｢...そうか｣
職員室から出てくる黒霧を見て少し残念な気持ちが湧いてくる
...会えなかったな なんてことを思っている自分がいる
認めたくない
...変だ、前までの俺はこんなんじゃなかったのに
会いたい なんて思ってしまう
｢ちっ｣
黒｢...(拗らせそうで怖いな)｣←手遅れ
目的の物も盗れたため帰ろうとしていた時だった
『...あ、あの時の...！』
聞きたかった声
無意識にその声を聞いて喜んでいる自分がいる
『えっと...、死柄木さん...でしたよね？』
｢!!!｣
...嬉しい
彼女の最初に眼に映った姿が俺だということが
名前を覚えていてくれたことが
俺の名前を呼んでくれたことが
会えたことが
また、その優しい笑顔を俺に向けてくれたことが
｢(幸せだ...俺は)｣
小走りに歩いてくるその姿が
彼女の一つ一つの動作が
その優しい笑顔が
｢(...好きだ...好きなのに)｣
言えない...まだ...
『えっと...、お久し振りです！』
目の前でお辞儀をする彼女がいとおしく感じる、黒霧も彼女にお辞儀をする
死｢...久しぶり｣
小さな声でそう言っただけなのに、嬉しそうに返事をしてくれる
『はい！』
いつまでも見ていられそうな可愛い笑顔
『あなたは、初めまして ですよね？』
黒霧の方へ向き話しかける
らしくなくイライラしてしまう
黒｢ええ、黒霧と申します｣
小さな声で黒霧の名前を復唱する彼女はやっぱり可愛い以外の何者でもなくて
『よろしくお願いします、黒霧さん！』
うん、何をお願いするんだろうな
まあ、可愛いからいいや
続きます
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ペンドラー(プロフ) - ありがとうございます、そう言って貰えるととても嬉しいです！！ (2019年11月10日 23時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 注意書などがとても丁寧なので嬉しいです。これからもがんばってください！ 作者さんも小説も大好きです! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» 何度もすいません！ありがとうございます、直してきました！！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 59話の笑顔をには、をがいらないと思います。すみませんでした！ (2019年11月10日 22時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - コメント有難うございます！夢主ちゃん、これがどんどん成長していきますので、暖かい目でみまもってくださると幸いです！ (2018年10月13日 10時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月4日 19時
