第41話 ページ2
あれからは特に何も無く、いつも通りの日常が過ぎていった。
嬉しいはずなのに、少し虚しい
そんな日常が。
そして、受験当日。
言われた時間の1時間早く来た。
理由は簡単
゛何処ここ...？゛
『何処ここ...？』
未来予知での迷子予報。
『(早く来ててよかった。)』
回ってまわって何回同じ道を通ったことか。
ここまで人に会わないのは、もう1種の才能なんじゃないかと思えるくらい
迷いに迷った。
徘徊すること約30分、
やっと、曲がった道の先に人が見えた。
『！ あっ、あの！！』
？｢ん？｣
気だるそうな表情の男の人に声をかける。
ボサボサの髪、だらしなく生えた髭、生気が抜けたような目をした男の人。
゛この人確か...。゛
『アングラ系ヒーローのイレイザーヘッドさんですよね？
私、受験できたんですけど道に迷ってしまって、推薦の試験会場へは、どうやって行けばよろしいのでしょうか？』
取り敢えず、試験会場までの道を聞こうと、一礼し質問をする。
相｢(この時間にいるってことは、この子が例の...？)
ああ、その試験会場なら、この通路の突き当たりを右に曲がってすぐある階段で２階まで上がれば、説明の看板が立ってると思うよ。｣
丁寧に、少し早口で説明をしてくれる。
『ありがとうございます！』
今度は大きく頭を下げ、言われた道に進もうとした瞬間
相｢ちょっと！｣
『はい？』
声を掛けられる。
相｢方向逆だよ。｣
......はっずかし！！
『す、すみません！！！』
相｢いいから早く行きな、遅れるぞ。｣
手で゛行け゛というジェスチャーをして、優しく声をかけてくれる。
『あっ、ありがとうございました！』
相｢はいはい、試験頑張りなよ。｣
『はい！！』
────────────────────────
笑顔で人に接することができ
この学校に推薦されるほどの実力の持ち主
こいつは中々
相｢はは、見込みあり、かな。｣
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ペンドラー(プロフ) - ありがとうございます、そう言って貰えるととても嬉しいです！！ (2019年11月10日 23時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 注意書などがとても丁寧なので嬉しいです。これからもがんばってください！ 作者さんも小説も大好きです! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» 何度もすいません！ありがとうございます、直してきました！！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 59話の笑顔をには、をがいらないと思います。すみませんでした！ (2019年11月10日 22時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - コメント有難うございます！夢主ちゃん、これがどんどん成長していきますので、暖かい目でみまもってくださると幸いです！ (2018年10月13日 10時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月4日 19時
