第7話 ページ9
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ん゛ん゛ん゛マジで死ぬ。
『嘘はつきません。』
まじのマジで私は嘘つかない。
ｸﾛﾉ｢音本よろしく。｣
くろのさんがそう言うと後ろにいた人は、はぁと溜息をつく。
ﾈﾓﾄ｢こっちを向け。｣
はいぃと小さく返事をしながら後ろを向く。
黒のペストマスクに広いつばの帽子、長いコート。
わー、こわーい。いかにも敵って感じ、いかすぅー。
ﾈﾓﾄ｢何考えてる。｣
ニヤついてたのを不審がられたのかそう質問され、また勝手に口が動く。
『かっこいいなぁと。』
ﾈﾓﾄ｢は？｣
想定外の発言だったのか、間の抜けた声が聞こえる。
ｸﾛﾉ｢んふふｗｗｗ音本、本題ほんだいｗｗｗ｣
ﾈﾓﾄ｢分かっている。というか笑うな。｣
少し怒り気味の声で問いかけてくる。
ﾈﾓﾄ｢嘘をつかないというのは？｣
『ホントです。』
口から勝手に言葉が出るのは、多方この人の個性だろう。
ﾈﾓﾄ｢なら今見たものを誰にも言わないといえるか？｣
『勿論です。』
後ろからは゛こりゃすげえ゛と声が聞こえる。
ﾈﾓﾄ｢心変わりは？｣
『絶対にしません。』
ﾈﾓﾄ｢何故そう言える。｣
『敵が好きだからです。』
ﾈﾓﾄ｢人を殺していてもか。｣
『大切な人や自身の思う大義のためなら致し方ない行動かと。』
ﾈﾓﾄ｢っ！？｣
明らかな動揺を見せるねもとさん。
それを見かねてか、後ろのくろのさんが話し出す。
ｸﾛﾉ｢いいこと言うねぇ、お嬢ちゃん。｣
でもねぇ、と言葉をつぐむくろのさん。
ｸﾛﾉ｢言うこととやることが、いつも同じとは限らないんだよ。｣
その瞬間に、腕に鋭い痛みが走る。
『!?』
身体が動かない...！この人の個性か！
いや、正確には動いてはいるが恐ろしく遅いのだ。
なら突破口はある。
ｸﾛﾉ｢ゴメンね、こっちも死活問題だから、見逃すことは出来ないんだ。知られたら殺す、例えどんな相手でも。｣
そう言い、銃を向けられる。
『(こんな簡単に、死んでたまるか。)』
体中の細胞を強化する。いつもなら0.001秒で発動するが個性によって1秒程度に延びる。
だが、逃げるには十分。
ｸﾛﾉ・ﾈﾓﾄ｢!!??｣
勢いよく飛び上がり10メートル上のビルの屋上へあがる。
これで...逃げれる！
その後はもう、走った。
腕から流れる血も気にせず。
ただただ、一心不乱に走り続けた。
気づくと家の前にいて、自分の部屋へ行き眠ってしまっていた。
｢マジで無理...。｣
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ペンドラー(プロフ) - 了解です！ありがとうございます！ (2019年12月12日 22時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた(プロフ) - わかりづらいので、お伝えしておきますね！ (2019年12月12日 21時) (レス) id: c698b4daf9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた(プロフ) - 機種が変わりました！ (2019年12月12日 21時) (レス) id: c698b4daf9 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» 凄く嬉しい言葉ありがとうございます！！そこまで言ってくださる方は初めてなのでもう泣きそうです...！！！ひるたさんの温かい言葉を糧にこれからも頑張って小説を更新していこうとおもいます！！ (2019年11月16日 0時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 一言で言うなれば神！作者さんが丁寧なので読んでいて心地いいです！ヴィラン達の口調なども忠実に再現されているのですごいと思います！私は、文才も語彙力もないですが、これで伝わってくれたら幸いです！これからも、頑張ってください！応援しています！ (2019年11月15日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年6月17日 21時
