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「グスッ、
いじめられた、ヒグッ」
赤『そっか…
それは辛かったね。』
「クラスのほとんどの人は、私の事理解してくれてるの…ヒグッ、だけどね何人か、グスッ、全然理解してくれなくて、グスッ、休みがちなのは怠けてるからだって…ヒグッ
その時はクラスの子がやめてって言ってくれるし、グスッ、先生達も止めてくれるけど、グスッ、今日、お手洗いに行ったら上から水かけられて…ヒグッ、
死んじゃえばいいのにって、グスッ
お前なんて、もう捨てられた存在なんだよって。グスッ
先生達もきっと愛想尽かしてるよって…言われてグスッ
私の事バカにされたのはまだ許せるけど、ヒグッ、麗来の事守ってくれてグスッ、治そうと努力してくれてる先生たちのこと言われたのが嫌だった。グスッ、だから学校から逃げてきたの。ヒグッ
ごめんなさい、グスッグスッ、」
桃『そっか、そんな事言われたんだ…
それは悲しいし悔しいよね…
でも、さっくん、麗来に伝えたい事があるの。
先生たちはみーんな麗来の事が可愛くて可愛くて仕方ないくらい大好き。
愛想なんて尽かさないし、今こうやってお話して?って言ったらちゃんと嫌な事でもお話してくれる麗来が素敵だなぁって思うよ。』
赤『それに、ママもパパも麗来の事大好きで大切だから僕たちに育てさせてくれたんだって思ってる。
捨てられた存在なんて、俺たちが言わせない。
それに、死んじゃえば良いのにってそれじゃなくても言ったらいけない事なのに、一生懸命頑張ってる子に言うのは絶対いけない事だと思う。』
「うん、グスッグスッ、」
桃『とりあえず、学校に連絡する。
麗来良い?』
「コクッ、グスッ」
赤side
赤『麗来、お熱上がってきちゃったかもだからもう1回お熱測ろっか。』
「コクッ、横になっていい?ッハァ」
赤『いいよ〜
ちょっとボタン開けるね〜』
「舘先生…
なんか、2人に話したら心軽くなったかも…」
赤『そう?なら嬉しい。
またいつでも相談して?』
「ねぇ、さっくん怒ってたね…」
赤『そうだね…きっと麗来の事大切に思ってるから、心配になっちゃったんだよきっと。』
「ありがと、しなきゃね…笑」
赤『お電話終わったらね笑』
ピピピピッピピピピッ
赤『何℃かなぁ〜?
おぉ、結構高めだね。笑』
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詞音(プロフ) - 華さん» リクエストありがとうございました!これからも末永くよろしくお願いいたしますm(_ _)m (12月17日 21時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - 華さん» 返信が遅くなってしまいすみません💦お時間を少しいただきますが、書かせていただきます! (12月14日 20時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - リクエストお願いします!!!長期入院やつらい治療で精神的に辛くなっていき笑えなくなってしまった夢主ちゃんにゆっくり寄り添いながらだんだんと回復させていくお話が見たいです (12月12日 22時) (レス) id: 381accaf09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詞音 x他1人 | 作成日時:2023年12月4日 7時