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桃『麗来〜終わった？』
「ﾊｱｯ､ﾊｱｯ､」
桃『麗来？ここ開けていい？』
「ﾊｱｯ､うん、」
桃『ごめんね、ちょっと入るよ。
お、着替えられた？
ちょっと寒いかな？お熱だけ測らせてね〜
ボタン2個くらい外すね。体だら〜んってしててよ〜…』
カーテンを少し開けて入ると、ベッドに倒れ込んでたから、靴を脱がせ大きめの厚いタオルを掛けた。
触れた時に少し熱く感じた体は、間違いではなくぐんぐんと数値が上がっていく体温計。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
桃『外すね。
ちょっとお熱高いかな〜心配だから舘先生に診てもらおっか。』
赤『麗来、そのままでいいから、ちょっと診せてね〜』
「ﾊｱｯ､ﾊｱｯ､」
赤『あ、佐久間〜
パルス付けといて〜』
桃『分かりました！
麗来〜ちょっと人差し指ごめんね〜
今舘先生お胸の音聴いてるから、できるだけゆーっくり呼吸してみよっか。
吸って〜…吐いて〜…もう1回吸って〜…吐いて〜…』
「ﾊｱｯ､ｽｩ､ﾊｱｯ､ｽｩ､」
赤『ちょっと息しにくそうだね。
ちょっと酸素取り込めてないな…ステロイドの吸入だけしようか。』
桃『準備します。』
赤『ありがとう。
麗来〜ちょっと苦しそうだから、もくもくだけやるからね。
座って吸入するから、佐久間に寄り掛かろうか。
ゆーっくり深呼吸しててね〜』
初めの方は、吸えてなかったみたいだけど落ち着いてきてしっかり吸えるようになってきた。
「すぅ〜…ふぅー…」
ﾋﾟｰｯ､ﾋﾟｰｯ
赤『はーい、上手だったね〜
もう一回だけお胸の音聴かせてね〜
ん、だいぶ改善したね。
じゃあお話しよ？
なんか嫌な事あった？された？』
「ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ」
桃『ずーっと心にしまってたら、苦しくなっちゃうからさ、ゆっくりで良いからお話出来そう？』
そう言うと、麗来の体の震えが止まった。
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詞音(プロフ) - 華さん» リクエストありがとうございました！これからも末永くよろしくお願いいたしますm(_ _)m (12月17日 21時) (
レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - 華さん» 返信が遅くなってしまいすみません💦お時間を少しいただきますが、書かせていただきます！ (12月14日 20時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - リクエストお願いします!!!長期入院やつらい治療で精神的に辛くなっていき笑えなくなってしまった夢主ちゃんにゆっくり寄り添いながらだんだんと回復させていくお話が見たいです (12月12日 22時) (レス) id: 381accaf09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詞音 x他1人 | 作成日時：2023年12月4日 7時
