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基side
俊『小島先生、次の患者さんなんですけど…
かなり病院苦手みたいです。』
健『お、そうなんや…
ほんなら一旦話だけするから、器具たち布掛けとこか。』
俊『分かりました。』
あ、紹介が遅れました。
僕の名前は基俊介です！耳鼻科で看護師してます！
そしてさっき話しかけた先生は小島健先生。関西弁話すし、面白いし腕も確か。なんと言っても優しい！
患者さんもリラックスして診察を受けられる人が多いんだ。
僕はそんな小島先生のサポートをいつもしてます！
健『ほんなら、呼ぼか〜』
俊『はい、
渚澤麗来さーん、診察室どうぞ〜』
「こ、こんにちは…」
健『こんにちは〜
ここ座れそかな？』
「は、はい…」
健『初めましてやね、小島健って言います。
お医者さんなんやけど、ここで一つだけお約束しときたい事あるねん。
先生、絶対麗来ちゃんのこと無理やり治療せえへん。せやから、待ってほしい時先生に教えて欲しいねん。』
「…」
健『先生、麗来ちゃんのこと治したいって思いすぎて気付かへん時があるかもしれん。せやから、ちゃんと言葉にしてほしいんよ。
お互いお約束な？出来そう？』
「…はい、わかりました…」
健『ん、お利口さんやね。
ほんで…麗来ちゃん昨日の夜お熱あったん？』
「ｺｸｯ…」
健『あらぁ、それは辛かったなぁ。
ちょっとお熱測ってくれへんかな？』
「ｺｸｯ…」
健『ありがとう、ほんならお熱測ってくれとる間にもう少し詳しくどこが痛いかとか教えてくれるかな？』
「はい…、」
健『ん、ほんま偉いなぁ。
問診の時、喉痛いって教えてくれはったと思うねんけどどんな感じに痛いとか言えそうかな？』
「なんか…ずきずき…してて…」
健『うんうん、』
「ご飯を食べようとしたら、痛いし…
お水飲もうとしても痛いし…」
健『ん〜、それはめっちゃ辛かったなぁ…
息が出来ない感じがあるとかは無いかな？』
「それは無いです…」
健『お、そこまで行ってなくて良かった。』
そこからしばらく学校の話をしたり麗来ちゃんのことについて教えてもらった。
健『…麗来ちゃん、そろそろ緊張無くなった頃かな？』
「っ…
やります…」
健『…無理してない？』
「…無理してないです、頑張れるから…っ」
健『…ん、分かった。
ほんなら喉診るから、椅子の後ろに頭ぺったんこしよか〜』
そう言って、小島先生がヘッドライトを付けた時…
「…は、はい…
ｯﾊｧｯ、ﾊｱｯﾊｱｯ」
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詞音(プロフ) - 華さん» リクエストありがとうございました！これからも末永くよろしくお願いいたしますm(_ _)m (12月17日 21時) (
レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - 華さん» 返信が遅くなってしまいすみません💦お時間を少しいただきますが、書かせていただきます！ (12月14日 20時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - リクエストお願いします!!!長期入院やつらい治療で精神的に辛くなっていき笑えなくなってしまった夢主ちゃんにゆっくり寄り添いながらだんだんと回復させていくお話が見たいです (12月12日 22時) (レス) id: 381accaf09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詞音 x他1人 | 作成日時：2023年12月4日 7時
