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話をしている間に準備が整った。

さっき、佐野さんから聞いた話だと他の人より少しばかり薄めの濃度でやるそう。
喘息がある子は、反応出やすいらしい…

大『麗来ちゃん、ちょっと薄めからやってみて少しずつ濃度あげていくからな?
阿部さんに手握ってもらとってな?
気持ち悪くなったりしたら、すぐ阿部さんに教えて欲しいねん。』

「うん、」

晶『ん、じゃあお鼻に機械つけるで〜』

大『いつもの酸素みたいやろ?笑』

「コクッ、」

大『そしたら、ちょっと薄めからな〜』

「…」

少しずつ上げていくと、体の力が抜けてきた麗来ちゃん。

晶『麗来ちゃ〜ん?』

「ん…、ふわふわ…、」

大『ふわふわしとる?』

「コクッ、」

大『じゃあ治療やろな〜?
お口しっかり開けるよ〜』

「んあっ…」

大『ちょっとお口開けたままにするお手伝いさせてな〜

よし、ほんなら始めんで〜』

ウィーン


晶『偉いで〜ゆっくり深呼吸しててな〜』

大『よし、終わり〜』

晶『麗来ちゃんお利口さんやったで〜』

「ん、…」

大『まだ、ふわふわしとるな〜笑』

「せんせ、うら…
今日ぜんぶ、がんばりたい、」

緑『え…?』

「ずっと怖いのやだ、
今日で終わりがいい、」

晶『阿部さん、どないします?』

大『僕ら側は全然大丈夫なんですけど…』

え〜…でも頑張りたい気持ちは尊重したいし…

緑『…麗来ちゃん、後でやっぱり止めるは出来ない。だから、ちゃんと麗来ちゃんが最後まで頑張れるならやろうよ。』

「…やる、うら、頑張れる。」

緑『じゃあ、自分でお願いします。ってして?』

「せんせ、お願いします。」

大『…はい、お願いされました笑』




大晴side

晶『ほんじゃあ、もう1回イス倒れんで〜』

大『晶哉、麻酔用意しよか。』

晶『はい、』

大『麗来ちゃん、お口の中ピリピリするお薬使って治療痛くないようにするからな〜
お口の中ゴシゴシさせてな〜』

「んっ、」



晶『福本先生、確認お願いします。』

大『…うん、OK。

麗来ちゃん、もう少ししたら、このゴシゴシおしまいやからね〜』

「コクッ、」

大『…っし、麻酔ください。

麗来ちゃん、ちょっと変な感じするな〜』

「…っ、」

大『ごめんな、痛かったな。』

「グスッグスッ、」

晶『もう痛いの無いよ〜
もうすぐでお口の中ぼーっとしてくるからな〜』

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詞音(プロフ) - 華さん» リクエストありがとうございました!これからも末永くよろしくお願いいたしますm(_ _)m (12月17日 21時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - 華さん» 返信が遅くなってしまいすみません💦お時間を少しいただきますが、書かせていただきます! (12月14日 20時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクエストお願いします!!!長期入院やつらい治療で精神的に辛くなっていき笑えなくなってしまった夢主ちゃんにゆっくり寄り添いながらだんだんと回復させていくお話が見たいです (12月12日 22時) (レス) id: 381accaf09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詞音 x他1人 | 作成日時:2023年12月4日 7時

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