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晶『はーい到着〜!
ここでちょっとお話聞かせてな。』
「はい、…」ギュッ、
白『大丈夫、ちゃんと隣いるからね。』
晶『麗来ちゃんは、検診の結果で来てくれたんよね?』
「コクッ、」
晶『偉いなぁ、ちゃんと来れてお利口さんやわ〜
じゃあもう一個聞くな?検診終わってから歯が痛くなったりしたかな?』
「コクッ、冷たいものとか、グスッ食べたら、グスッ」
晶『ちょっと痛くなるって感じかな?』
「うん、ヒクッ」
コンコン
大『晶哉〜ちょっといい?』
晶『あ、はい!
麗来ちゃんもうちょっと待っててね。』
「コクッ、」
白『大丈夫?
怖いの減ってきた?』
「うん、…」
白『怖いのは我慢しなくていいからね。
大丈夫だよ。』
晶『ごめんね麗来ちゃん、お待たせ。
あのな、ひとつ相談があるんよ…
あのな、先生が麗来ちゃんのお口の中もう一回診たいんやって。無理にやったりしないし、麗来ちゃんが怖くなっちゃったらちゃんとやめるから、1回お椅子に座って頑張ってくれへんかな?』
「…泣いちゃうかも、グスッ」
晶『泣いてもええよ、麗来ちゃんが頑張ってくれてるの今でも分かる。ゆっくりで構わんし、出来るかな?』
「…頑張って、グスッ、みる、グスッ」
晶『頑張ってくれるん?
ありがとうなぁ〜
とりあえずまだお椅子座らんでもええから、お部屋の中入ろか。』
「…コクッ、」
晶『はーい、ここが麗来ちゃんのお部屋です〜』
「…かわいい、ヒクッ、」
晶『かわええやろ〜
じゃあ、まだ先生時間かかる言うてたから、先に歯磨き練習しよか?』
「…歯磨き、?」
晶『せやで〜
麗来ちゃんがいつもどうやって歯磨きしてんのかなぁ〜って知るためにこの魔法の液を使って歯を赤くしてうがいしてもらうんや。
歯磨きが足らんところがあったら、そこをどうやって歯磨きしたら良くなるか一緒にやって、歯をピカピカにするんよ〜
やってみいひん?』
「…なんか、楽しそう、ヒクッ」
晶『せやろ〜
なんかな、これ味付いてるらしくてなんの味か当ててみて〜?
ほんなら、ちょっとお口開けててなぁ〜
あー…
おー上手やで〜
ちょっと液つけるで〜
ほい、おしまい。
ほんなら、このコップに入ってるぬるいお湯でお口の中ゆすいでな〜?
終わったら診せてなぁ?』
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詞音(プロフ) - 華さん» リクエストありがとうございました!これからも末永くよろしくお願いいたしますm(_ _)m (12月17日 21時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - 華さん» 返信が遅くなってしまいすみません💦お時間を少しいただきますが、書かせていただきます! (12月14日 20時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - リクエストお願いします!!!長期入院やつらい治療で精神的に辛くなっていき笑えなくなってしまった夢主ちゃんにゆっくり寄り添いながらだんだんと回復させていくお話が見たいです (12月12日 22時) (レス) id: 381accaf09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詞音 x他1人 | 作成日時:2023年12月4日 7時