・ ページ10
紫『麗来、ちょっとスースーするね』
「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、」
橙『大丈夫、康二もめめもここ居るからね〜』ﾄﾝﾄﾝ
紫『麗来〜ちょっとごめんね〜』
そう言うと、舘さんの握手してない方の手が肩に伸びた。
「ｸﾞｽｯ、ﾋﾞｸｯ、んーっ、」
黒『我慢しなくていいよ〜苦しくなっちゃうからね？』
「ｸﾞｽｯ、うぇぇぇ、うぇぇぇん〜」
紫『もうちょっとだからね〜麗来偉いよ〜』
橙『涙さん沢山やね〜麗来ちゃん偉いわぁ〜』ﾄﾝﾄﾝ
赤『もうすぐだからね〜』ﾄﾝﾄﾝ
採血もしてるから、少しいつもより時間がかかってて麗来への負担も大きい。
小さな体で頑張ってくれてるから早く終わらせてあげないと。
紫『もう終わるからね〜
よし、終わり〜頑張ったね』
「ｸﾞｽｯ、おわり、ﾋｸｯ」
赤『うん、終わり。
あ、さっきの結果出たかな〜ちょっと見てくるね。』
紫『寝かしつけお願いしてもいい？
俺これ出してくるわ。』
黒『分かりました。』
橙『早く効かんかなぁ〜』
検査部に検体を持って行って帰ってきた時、あの看護師を見つけた。
紫『ごめん、○○さん。
ちょっと良いかな？』
看『はい、』
紫『○○さん、さっき患者さんの前で抑えますかって言ったよね？』
看『はい…』
紫『結局その患者さんどうなった？』
看『パニック起こしちゃいました…』
紫『だよね。
ここは、子供相手なの。
抑えられたら、怖いよね？
何人にもの大人に囲まれて身動き取れない子供の気持ちに立って？』
看『はい、』
紫『気を使って、言ってくれたのは凄く嬉しいかった。ちゃんと見てくれてるんだなって。
でも、ここの方針は違うよね？』
看『はい、すみません。』
紫『状況ちゃんと見てから、話しかけようか。』
看『はい。すみませんでした。』
赤『あ、ふっかおかえり〜
やっぱりインフル陽性だった。』
紫『そっか、でも病名分かって良かった。
あと、○○さんに話してきたよ。』
赤『ありがと。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アンナ(プロフ) - リクエスト答えて下さりありがとうございました！最高でした✨️✨これこらも作者様のペースで頑張ってください😌応援しています！ (12月4日 15時) (
レス) @page31 id: 6618e9b59f (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - アンナさん» 2つ目の方、少し表現的に薄くなってしまいすみません。リクエストありがとうございました！ (12月4日 7時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - さっそくありがとうございました！2つ目の方も楽しみにお待ちしています☺️これからも無理なさらず頑張ってください✨️✨応援しています！ (11月20日 15時) (レス) @page28 id: 6618e9b59f (このIDを非表示/違反報告)
詞音(プロフ) - リクエストありがとうございます！少し前の時よりお時間を頂きますが書かせていただきます。貴重なリクエストいつもありがとうございます！ (11月19日 16時) (レス) id: 2029cc8e27 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - いつもありがとうございます😊リクエストお願いします。 熱が出てインフルの検査をして、痛くて泣いてしまうお話と、腸閉塞になってしまい、みんなに押さえつけられて鼻からイレウス管を入れられるお話が見たいです！よろしくお願いします！ (11月19日 11時) (レス) id: 6618e9b59f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：詞音 x他1人 | 作成日時：2023年10月16日 22時
