雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ6)

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少し落ち着いてきたみたいだから、お話しようかな。

紫『真都、少しお話しよっか。』

白「ｺｸｯ、」

紫『まずは、真都がしてた事についてね。
真都、さっきここで何してた？』

白「あれ、ぶんぶんしてた。」

紫『そうだね。でも、ぶんぶんしたらみんな怪我しちゃうかもしれないよね？』

白「うん、」

紫『みんなだけじゃなくて、真都が怪我ちゃうかもしれないんだよ？』

白「ｸﾞｽｯ、」

紫『さっきも言ったけど、真都が痛い思いしたらみんな悲しくなっちゃう。』

白「ｸﾞｽｯ、」

紫『確かに、真都が嫌なことお兄達にされてもう全部嫌になったのも分かるよ？
でも、そこで嫌だからっていって危ないことするのはいい事？』

白「ダメなこと…ｸﾞｽｯ」

紫『そうでしょ？
お兄言ったよね？ちょっと注射待ってもらうから、1回落ち着こうよって。』

白「ｺｸｯ、」

紫『言ったよね？
じゃあ、どうして止めてくれなかったの？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、いやだった、」

紫『嫌だったら、危ない事して良かった？』

白「だめぇ、ｸﾞｽｯ」

紫『ダメだよね？
危ないの。誰かが怪我してからじゃ遅いの。』

白「はい、ｸﾞｽｯ」

紫『もう絶対こんな事しないで。』

白「はい、ｸﾞｽｯ」

紫『よし、分かったならそれでいい。
もうちょっと注射待っててもらう？それともお兄達と今頑張る？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、いま、ｸﾞｽｯ」

紫『今頑張る？
よし、じゃああっちのお部屋戻るよ？』

白「ｺｸｯ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯだっこ、」

紫『抱っこ〜？
まあ、良いよ。よいしょっと、』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、」

紫『怖いねぇ〜
でも、お顔上げて泣きなさいよ笑
苦しくなっちゃうから。』

白「ｸﾞｽｯ、うえぇぇぇぇん、やだぁ、ﾋｸｯ」

紫『嫌だねぇ、
でもお兄達、真都が頑張れること知ってるよ〜？』

白「きょうは、むりぃｸﾞｽｯ」

紫『さっき、お兄達と頑張るって言ってたじゃん〜
どうする？誰と頑張ってみる？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、たつにぃｸﾞｽｯしょうにぃ、ﾋｸｯ」

青『え、俺!?』

紫『翔太優しいもんね〜』