雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ24)

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白「なんでまいとばっかりがんばってるの？
まいとこんな、おにぃたちやだ！ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、
なおらなくていい！こんなからだなんていらない！
もうやだ！うぇぇぇぇぇぇん！」

桃『真都、治らなくていいなんて言わないで？
真都の身体、元気じゃないとみんな悲しいよ。』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、

おにぃ、ごめん、ﾋｸﾞｯさい、」

赤『真都ばっかり頑張ってるのは分かってるよ。
嫌なこと頑張ってくれてるのも分かる。
おにぃ達のこと嫌いになっても、仕方ないくらい頑張ってくれてるよ。

さっきの言葉は、嫌な気持ちがいっぱいになっちゃっただけなんだよね？』

白「ｺｸｯ、ﾋｸﾞｯﾋｸﾞｯ、」

紫『ちゃんと分かってるから。
だから、お腹痛いのなんでかな〜って調べるの一緒に頑張ろ？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、うぇぇぇぇん、」

青『大丈夫、みんな居るから。
落ち着けたら、頑張ろ。』

白「うん、ﾋｸﾞｯﾋｸﾞｯ」

みんなで落ち着けるように、背中を摩ったり手を握ったりしながらテレビを見てたら、

白「やる、」

赤『お、偉いじゃん！
じゃあ、みんなの方向いて海老さんしててくれる？』

急いでキットを持って、和室へ。
大きめのバスタオルが下半身にかけられてて、準備を頑張ってくれたのは見てわかった。

みんなの固定が強くなったからか、静かに泣き出す真都。

白「ｸﾞｽｯ、」

紫『大丈夫。ちょっとだけ気持ち悪いの我慢ね〜』

赤『真都、ごめんね、ちょっと気持ち悪いよ〜…』

白「んんっ、ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ」

桃『偉い偉い、頑張れてるよ〜』

青『ゆーっくり吸って吐いてしよっか。』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、すぅ、はぁっ、」

赤『上手だね〜もう終わるからね〜

はい、終わり〜』

白「うぇぇぇぇぇぇん！」

紫『頑張った頑張った。偉い偉い！』

赤『検査してくるわ。
留置だけ、お願い。』

桃『分かった〜』