雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ22)

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白「おにぃ、ちょっとらくになった。」

桃『お、じゃあ今のうちに移動しちゃおっか。
ちゃんと掴まっててね。』

桃『はーい、和室とーちゃーく！
先にお着替えしよっか。

はーい完了〜！

じゃあ、次はお水飲めそう？』

白「ｺﾞｸｯ、ｺﾞｸｯ、うぅ、」

桃『ちょっと気持ち悪くなっちゃった？』

白「ちが、ｵｴｯ、ｹﾞﾎﾞｯ…ｹﾞﾎﾞｯ」

桃『ちょっとお水飲むのやめておこっか。』

白「やだぁ、いたいことするから、ｯﾊｧ、ｺﾞｸｯ

っ、ｺﾞｸｯｵｴｯ、ｹﾞﾎﾞｯ」

桃『真都〜、今、真都の体さんは一生懸命働いてるから、お水頑張って飲んでも全部悪いやつだ〜！って出されちゃうの。
そうしたら真都もずっと辛いし、１回お水飲むのやめていいよ？って言ってるのね？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、いたいのやだぁ、」

桃『嫌だね、でも、みんなと一緒に頑張ろ？

じゃあ、泣いててもいいから、お熱だけ測ってもいい？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、だっこぉ、」

桃『うん！おいで〜

何℃かな〜何秒くらいで終わると思う？』

白「ごー！」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

桃『お、ピッタリ5秒〜！
ん、38.2℃…ね、

寒くない？』

白「ちょっとさむい、」

ってことはまだ上がるか…

ｶﾞﾁｬｯ

赤『ただいま〜！』

紫『ただいまぁー！』

桃『へ？早くない？』

赤『バックパックに物つめてたら、正門先生が代わってくれるって言ってくれて。
ありがたく代わってもらった。』

紫『こっちも、小島先生があとやります！って物持って行っちゃって笑』

桃『あ、そうなんだ笑』

赤『真都どんな感じ？』

桃『さっき1度波が収まったらしくて、移動できた。
水飲ませたけど、吐いちゃって飲めなかった。
まだお腹痛いみたい。熱は38.2℃、寒いって言ってたからまだ上がるかも。』

赤『そっか…

真都〜ちょっと診察させて？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、こわい、ｸﾞｽｯ」

桃『何が怖い？』

白「おわったらちっくんされる、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

桃『もしあってもその時もみんな近くにいて、頑張れ〜ってするから真都きっと頑張れるよ。
まずもしもししてもらってから、怖いこと考えよ。ね？』

白「ｺｸｯｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、」

赤『偉いねぇ〜
じゃあ、翔太のお膝で頑張ろっか。』

青『へ？俺？』

赤『大にぃにはちょっと準備して欲しいものあるから。翔太頑張れ。』