雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ3)

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注射いやだ。ページ3

緑side

今日は、末っ子の予防接種。
学校終わりに真っ直ぐ行ってやるんだけど…

黄『だから、今日は注射しておうち帰るの。』

白「やだ！いかない！」

黄『行かないはないよ。』

白「いかない！いかないもん！」

黄『真都〜苦笑
行かないもんじゃなくて、にぃ達が連れて行くの。』

白「やだ！ぜーーーったいやだ！」

黄『もーーーー！』

緑『照兄、もういいよ。
真都だって着いたら、落ち着けるかも。』

まさか、この後あんな事が起こるなんてね…

緑『…よし、着いたよ〜
降りて〜』

黄『ありがと〜う
さ、真都〜降りるよ〜』

白「やだ、ｸﾞｽｯ
いかないっていったもん！ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、」

緑『真都、さっきも言ったけど今日は注射頑張ってからおうち帰ろ？』

白「やだ！
こないで！ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

ちょっと興奮気味かな…
大兄に連絡しとこ…

桃『あれ、真都〜？
降りておいで〜
みんな待ってるよ〜？』

白「やだ！いかない！
にぃにたちがちゅうしゃしてよ！」

桃『ごめんね、もうみんな終わっちゃったの。
だから、あとは真都が頑張ってくれたらな〜って』

白「じゃあ、じゃあまいとひとりでかえる！
カギちょうだい！」

桃『えー…苦笑
真都〜どうしちゃったのよ〜
いいよ、照。
強引に連れてきて。』

黄『分かった。
さ、真都。行くよ。
みんな待ってる。』

白「あぁーーーー！やだっていったぁ！」

緑『うん、嫌だね。
でも真都に必要なんだよ〜？』

白「うわぁぁぁぁぁぁぁ！
みんないじわる！はなして！」

緑『座らせたら、大丈夫でしょ。』

白「みんななんてだいっきらい！」ﾀﾞｯ

2人『あ！』

床に下ろしたその瞬間に逃げた真都。
そのまま外科の処置室に逃げてしまった。

間一髪、扉の鍵を締められることは無かったけど
消毒後のメス持って、振り回してる。

紫『なになに、どうした？

って、真都止めなさい！』

噂を聞き付けて、兄弟たち、他科の先生達、が大集合。
でも真都だと分かったら、他の科の先生達はみんな自分の出番がないと悟り苦笑いで自分たちの所へ帰っていった。

白「こないで！
まいと、なんかいもいやっていった！」

黄『分かってる。
でも、こんなことしていい理由にはならないでしょ？』

白「いやだもん！
なのに、おにぃたちがかってにつれてきた！」