雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ19)

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青『お待たせ〜
真都、ゆっくりで良いからな？』

赤『おかえり〜
ちょっと落ち着けた？』

白「ｺｸｯ」

桃『良かったね〜』

紫『涼太、真都の気持ちの整理もついたみたいだから、さっさと終わらせてあげよう。』

赤『そうだね…』

紫『よし、そうと決まれば真都は翔太のお膝の上座ろ〜』

白「うん、」

そう言って、ベッドの縁に座ってた俺の膝の上に乗った真都。

桃『じゃあ、お兄はお顔抑えるね〜』

白「ん、」

紫『じゃあ辰にぃとおてて繋ご〜』

白「ｺｸｯ、」

赤『準備ありがと。
じゃあ、固定よろしく。』

白「ﾋｸｯﾋｸｯ、やっぱりいい…」

紫『ん？真都どうした？』

白「こわい、やだ、やっぱりやめる、ﾋｸｯ」

紫『そっか、止めたくなっちゃったんだね。
でも真都、今止めちゃったら怖いのがずっと続いちゃうよ？それでもいい？』

白「ﾋｸｯ、やだ、やらない…」

紫『そっか、じゃあ止めよう。』

青『え、ちょ、』

その時、辰にぃからアイコンタクトが飛んできた。

紫『真都はもう頑張れないんでしょ？
さっきお兄言ったよね？
お兄たちは真都が頑張れるように応援するだけだよって。
でも、真都がやらなかったらお兄たち応援しても意味ないじゃん。
そうじゃない？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、ｺｸｯ」

紫『だから止める。
それで良いよ。』

白「やだ、やるｸﾞｽｯ」

紫『真都頑張れないんでしょ？
良いよ、無理しなくても。』

そう言って、部屋から出て行ってしまった。

白「ﾋｸｯﾋｸｯ、しょうにぃｸﾞｽｯ」

青『ん？どうした〜？』

白「たつにぃ、ﾋｸｯ
まいとのこと、おこったぁｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、
うぇぇぇぇん、まいとのこときらいになっちゃったぁﾋｸｯﾋｸｯ、」

青『そうだねぇ、でも真都のこと嫌いであんな事言ったのかなぁ？』

白「ﾌﾙﾌﾙ、まいとがんばれないから、だから、ﾋｸｯﾋｸｯ」

赤『真都、辰にぃはね、真都が頑張れるの知ってるから怒ってるの。
頑張れない子に怒ってるの見た事ないよ？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、うんﾋｸｯ」

桃『辰にぃ、真都の事大好きなんだよ。
だから、真都がやりたくない事無理にやらせないんだよ？』

白「ﾋｸｯ、ん、おにぃのとこいくﾋｸｯ」

青『ん、じゃあ行っておいで。
お兄きっと待合室に居るよ。』

白「ﾋｸｯﾋｸｯ、ｺｸｯ」

真都が出ていってから少しして俺達も様子を見るために待合室に出る。