余談 ページ17
ホテルのプール施設を貸し切って撮影を進める中で、ある程度はしゃぐ人間と端の方でくつろぐ人間に分かれる。
仕事の休憩中に少し覗きに行けば、いつもなら静かなこのプールも120%に楽しんでいてたまにはこういう団体のお客様に使っていただくのも悪くはないなと小さく笑った。
「あれ、Aさん？」
『ジャニーさん、撮影中では？』
「今休憩に入ったよ。撮影っていっても僕たちが遊んでるところに企画練り込んで撮ってるだけだから、そこまで気使わなくていいよ。」
『なるほど』
「で、」
『？』
「誰がいちばん美味しかった？」
思わず吹き出した。
『はぁ…、それ人間でいう誰との行為が1番よかった？って聞いてるようなものですよ…』
「あ、ほんと？ごめんセクハラだったね。で、僕は？」
懲りないな。
『ジャニーさんはお酒飲んでたじゃないですか…。』
「へぇ、やっぱり変わるんだ…テヨンは？」
『…甘いと思いますよ。やめましょうこの話。なんでアイドルと下世話な話をして、』
「下世話な話？」
「テンが来ちゃった」
「何？テンが来たらダメな話してたの？」
テンさんに肩を抱かれて体重をかけられる。
「…低体温？」
『元々体温が低いんです。夏はよく人が集まりますよ。』
「ちょっとひんやりしてて気持ちいいね。」
『ありがとうございます』
「テン！！あまりAさんにご迷惑を…！」
「仲良く話してるだけ〜！！！」
突っぱねられたテヨンさんに小さく手を振ってテンさんに離れてもらう。
「Aは誰狙い？ジャニはダメだよ」
『狙ってませんよ。』
「ちぇっ、面白そうなのに」
こちらに視線を向ける面々が全員血貰った人達なのちょっと面白いな。
警戒なのか興味なのか、独占欲か。
「Aさんも罪な人だね」
『自覚済みです』
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ともか(プロフ) - やばいです。最高すぎます。続き待ってます！！ (3月9日 0時) (
レス) id: 6e7d6243f2 (このIDを非表示/違反報告)
Cat - 設定もお話も最高すぎて楽しく読ませていただいてます！続きが楽しみです〜！ (8月15日 15時) (レス) id: 611b93409c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼさつ | 作成日時：2023年7月17日 14時
