第三イベント【誑惑の彼方】 ページ5
こんなに呼び出してしまって済まないね。君たちはとても働いてくれるからついつい頼んでしまうんだよね。ここ最近頑張ってくれてるから給料多めにしてあげるよ。ふふ、嬉しいかい?
...と茶番みたいなのはここまでにして。ちょっと厄介な子が現れてしまってね。ちょっとばかし珍しい妖魔が現れたんだ。先に向かわせたバディから聞くと、知能が高く私達の言葉を話せるそうではないか。とても興味深い...
で、いざその妖魔とご対面してみると自分にだけ囁くように誘惑するらしいんだよね。なにかは知らないけどバディについての秘密や個人の秘密とか...あと
バディ契約解除の1つとかね
自分でも分かっているつもりだけど、ここで働いてる子達は大抵無理矢理入社が多いからね。辞めたい子も多いらしいんだ。で、さっき言ってたバディ達もその契約解除を教えてもらって勝手に解除したんだよ。私に一言言ってから解除してほしいものだよね?
まぁ、そこでなんとなく最近頑張ってる君達に頼もうと思ったんだよね?君達ならバディ解除なんかしなさそうだもんね?
...ん?バディ解除ってなにか?あぁ、バディ解除をするのには2つあるんだ。1つ目はどちらかが死ぬこと。2つ目はどちらかが動くことがままならないこと。まぁ似たようなものだね。
で、妖魔が言った契約解除はこの2つとは違うことなんだ。
......てっきりもう皆忘れてるって思ってたんだけどなぁ。よく見つけたもんだ...
あぁ、いや。こっちの話さ気にしないでくれたまえ
ま、ということで!頑張って行ってきてくれたまえ。できれば妖魔を連れてきてくれると嬉しいな。
道中、刃物には気をつけてね
さぁて、あの子達を処理しないと...ね?
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