青薔薇の恋。Kento.N (ページ23)

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ごはんページ23

太陽の日差しに目を覚ます。

今日も隣ですやすやと寝ている健人。

私のお腹に腕を回しがっちりホールドされてるのはいつものこと。

ご飯の支度しなくちゃ。

お腹に回ってる腕をゆっくり離す。

よしっ今日は成功！

起き上がり早速朝食を作りに。

Kento side

キッチンから聞こえる音に目を覚ました俺は

横を見るとAがいないことに気づき

置いてかれた感。

あいつ…

起き上がり、Aのいるキッチンへ。

俺に気づかないAはそそくさと料理を作っている。

そんなAを後ろから抱きしめた。

『わっ！』

「お前～起こせよー」

『おはよう！だって気持ちよさそうに寝てたから…』

「起きた時Aいなくて寂しかったんだけど」

『同じ家にいるでしょ！笑

ていうか、ちょっと離して？

今作ってるの』

「ん？ちょっと？はい、ちょっと。」

『もー！そういうことじゃない！笑』

「じゃあ、こっち見てお願いして」

『もー…』

と言いつつ俺の腕の中で反転して

こっちを向くA。

『離してください』

「んー、なーんか足んないなぁ。

チューしてくれたらいいよ」

『えー…』

「おはようのチュー今日してなくね？」

『…もっとしゃがんで』

背の小さいAは俺と身長差がありすぎて

キスをするのも一苦労。

俺の襟を引っ張って背伸びをしてキスをしてくれる。

「おはようA♡」

『おはよう…』

「まだ照れてんの？笑

いい加減慣れてください笑」

『しょうがないでしょ！

ほら！あっちで座って待ってて！』

そう言って俺を押して向こうへ向こうへ追いやる。

これもAの照れ隠しだってことは

俺には分かっちゃう。笑

今日も朝から幸せな俺でした。笑