青薔薇の恋。Kento.N (ページ22)

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おふざけタイムページ22

今日は2人とも休日。

部屋が少し散らかってきたので部屋の掃除をすることになった。

棚やタンスの上のほこりを雑巾で拭いていたら

ベッドルームから

「A～」

と声が。

『なにー？』

どうしたんだろうとベッドルームに向かうと

ラックに引っかかってる健人がいた。

『なにしてるの？笑』

「ちょっと引っかかっちゃった笑」

『どうやったら引っかかるの笑

絶対わざとでしょ？』

ハハッと笑う健人。

「着てくれてもいいよ」

『いや、遠慮しておきます。笑』

「着てください」

『なに言ってんの笑

はやく掃除するよ！』

「着ようとすれば、抱きつきます。」

『もー、はやく！笑』

そういって健人の引っかかってる服をとった。

すると

「着てくれるの？ありがとう！」

と言って後ろから抱きつかれた。

『着ようとしてるんじゃない！笑

はやく掃除して欲しいからとってあげたの！』

ふふっと笑う健人は私をからかってるみたい。

「ほんとはAもこうして欲しかったんだろ？」

耳元で囁かれる。

『そんなこと…ないもん』

「ほんとは？」

『…』

「ん？なに？どうした？」

完全に遊ばれてる。

『…はやく掃除するよ！』

振り返って健人にきっと目で訴える。

意外と近い健人の顔。

その顔は何かを企んでいるかのような笑み。

突然顎を持たれ

キスをされる。

『ちょっと！』

「掃除終わったら続きしような♡」

そういって掃除を始める健人。

なにもう。

私ばっかりドキドキさせられてる。