江ノ島デート ページ14
Kento side
8月。
今日は久しぶりにAとデート。
場所は…江ノ島！
俺たちが出会ったのも江ノ島。
2人とも大好きな場所。
俺の隣でスヤスヤ眠ってるA。
そろそろ起こそうかな。
「A」
ゆさゆさと揺さぶってみたか
起きる気配はない。
「A」
もう一度呼んでみる。
すると
『んー…』
とうなるキミ。
そんなキミが愛おしくて
おはようのキスをした。
何度も触れるだけのキスをしてると
ふふっと笑うA。
「おはよう♡」
『おはようっ』
「今日はデートの日だよ」
『あっそっか！急いで準備しないと！』
「ははっ そんな急がないで大丈夫だよ笑」
『でもせっかくのデートだし
健人と一緒にいれる
貴重な時間無駄にしたくないっ』
「そっか。じゃあこれから準備しよ」
そう言って起き上がり
Aはメイク
俺は身支度。
「もうそろそろ出れるー？」
『はーいっ
ちょっと待ってねー！』
キッチンで何かバタバタしているA。
何をしているんだろうと不思議に思った俺は
キッチへ向かう。
「何してるの？」
『お弁当！
今日一緒にお弁当食べたいなーと思って』
そういうAはすごく可愛くて
思わず抱きしめてしまった。
「お前ほんとかわいいのな」
『え？ちょっと健人！
早くしないとっ』
「ちょっとだけ」
『もぉー…』
そういって少し怒るA。
怒ってるAが可愛くて
キスを落とすと
怒りながらもキスを返してくれる。
これがいわゆる、ツンデレ。笑
そんなAが大好きだよ。
「よし！そろそろ行くか！」
『行くよ！』
「はいはい笑」
お弁当を持って一緒に玄関に行き
車へとエスコート。
仕事で忙しかったから
久々の2人でデート。
楽しみだな
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作者名：すずめ | 作成日時：2018年4月26日 21時
