青薔薇の恋。Kento.N (ページ1)

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お家デートページ1

今日は久しぶりに健人が仕事お休みで

お家でゆっくりデート。

「俺たちが初めて会った日のこと覚えてる？

A全然目合わせてくれなかったよね笑」

『いやそれは、恥ずかしかったから！笑』

「でも、だからこそ振り向かせてやりたいって燃えた」

『男の人苦手だったからなぁ』

「でもそれは俺にとっては好都合

俺しかAのいろんな顔知らないわけでしょ？」

『まぁ…』

「興味ないような態度とる子ほど

俺燃えちゃうタイプだから。笑

Aはクールに見られがちだけど

本当はすごい笑う子だし、明るいし

犬みたい。笑」

『最後の何ですか？笑』

「なんか、ボニータみたいなんだよね笑

俺が構わないと『構って？』みたいな顔してる笑」

『してないよー！』

「じゃあ構わなくていいの？」

『え？

…それはずるい。笑』

「ははっ

そういうとこ。笑

おいで」

そう言って

彼の脚の間に私を座らせて

後ろから抱きしめてくる健人。

健人の匂いに包まれる。

安心する匂い。

「最近仕事忙しくて

なかなか一緒にいれなくてごめんな」

『ううん。全然大丈夫だよ』

「全然？俺は寂しいのに？」

『あ、寂しい！』

「ははっ

必死すぎ笑」

2人で笑い合う。

この時間がすごく好き。