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「シウ…」
そこにいたのは思いもしないシウだった
なんて声をかければいいのかわからなくて
彼の名前を細い声で呼ぶことしかできなかった
弱々とした私に対してシウは堂々とした振る舞いで
ナムジュンさんたちに話をする
SW「以前会議での話を聞いてしまいました
偶然とは言え、すみませんでした
今回のお話でしたが僕にも行かせてください
僕の生まれは南国寄りの地域です
僕とA様なら土地勘もあります」
「…し、シウは私の信用する部下です、お願いします
若い者と女が行けば敵も怯むはずです」
シウが下げた頭に続くように私も頭を下げて頼むと
ナムジュンさんのため息が聞こえた
しかしホソクさんは鋭い目付きでシウを見つめていた
JH「シウと言ったな
お前は今自分の立場をわかっているのか」
SW「はい、自分は身分の低い剣士にございます」
ホソクさんはシウの回答に眉を一瞬歪ませた
一層顔の暗さが増した
JH「…お前は幹部ナムジュンを毒殺しようとした
犯人かと言われているんだぞ」
SW「僕が、ですか…」
信じられないという顔で私に目線を送られたが
シウにどんな顔も向けれなくて目を逸らした
こんなこと本人には話せないのだから
でもシウの反応は驚きでしかなくて
本当に犯人であるようには見えない
JH「うちの頭を潰そうとしたかもしれない奴に
任せられない」
「っ…」
自分に向けられているわけでもないのに
怖くて怯んでしまいそうな声と表情は
いつものホソクさんと同じ人とは思えなかった
シウは私たちの部隊から怪しまれてる存在だけど
今はそんなこと言ってられない状況下だ
一人でも信頼できる人の助けが欲しいところだが
シウに信頼を寄せているのは私だけなのだ
どうしたらいいのだろうか…
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riri***(プロフ) - よかったです！これからも応援し続けさせてもらいます！頑張ってください！ (2020年10月24日 19時) (
レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
Kaede.0807(プロフ) - わたしは、このお話が大好きです。可能であれば、続けて欲しいです!! (2020年10月17日 7時) (レス) id: 3d85b18928 (このIDを非表示/違反報告)
riri***(プロフ) - 初めまして！楽しませてもらってます！更新応援しています！自分のペースで構いませんし、更新してくださるだけで嬉しいので、これからも続けてほしいです！頑張ってください！ (2020年10月11日 23時) (レス) id: 0ef22f108d (このIDを非表示/違反報告)
ねねね(プロフ) - 自分はすごく好きです！これからも更新を楽しみにしていますので、お身体に無理のないように頑張って下さい！応援しています。 (2020年10月11日 21時) (レス) id: 0c340b5360 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリアスなもち(プロフ) - 本当に楽しみに読ませていただいてます。なんのお力添えにもなれませんが、ぜひ続けていただけると嬉しいです。長編を続けるのは大変だと思いますが、無理なさらずお体に気をつけてください。 (2020年10月11日 17時) (レス) id: b3f61dbd4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日陰 | 作成日時：2020年10月10日 20時
