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165話 ページ41

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彼らはカリムと別れ、メインストリートから大広間へ向かってダラダラと歩き出す。







エース「はーっ。そういや昨日出されたレポート課題、どこまで進んだ?」


『僕はもう終わらせたよ。』


有一郎「同じく。」


エース「はっや!?」


グリム「俺様もユウとAに教えて貰いながらやったから、あとちょっとで終わるんだゾ!」


エペル「すごいね...僕はまだ3分の1くらい...」


ジャック「俺は半分くらいだな。」


セベク「ふん!!僕だってあと少しで終わるぞ!!」


『手つけてないの君達だけじゃない?』


デュース「ぐっ...」


エース「うぬん...」





Aの鋭い指摘に顔をしわくちゃにするエーデュース。

有一郎は呆れた視線を彼ら2人に送っていた。






エース「...ユウ君、俺達の分も手伝って♡」


有一郎「失せろ」


エース「冷たいっ!」




なあ〜頼むって〜と有一郎にダル絡みし出すエースを横目に、デュースもまたダラダラと冷や汗を流していた。





デュース「因みに提出期限は...」


『確か3日後だったよね。そんなに量多くないし。』





終わった...という顔をするデュース。





『...まあ、多少手伝うくらいなら付き合うけど。』


デュース「!本当か!」


『ウン。デュースだってサボろうと思ってやってる訳じゃないでしょ。』




そうなのである。

デュースは基本エースのように最終日ギリギリにやればいっかとサボろうとしていた訳ではなく、レポートを開いても全く問題文の意味が分からなかったから1問も解けていないだけなのだ。


エースはデュースを見習うべきである。





エース「そういやさ、Aも大分横文字に慣れてきたよな〜」


『うん?まあそりゃあ何ヶ月も一緒に過ごしてたら慣れるでしょ。』


エース「でもあの頃の舌っ足らずな名前呼びも良かったぜ!」





なんか下半身がムズムズする感じ!
サムズアップしてウィンクを飛ばすエースに、ドン引きした顔の他4人。

有一郎が遂にエースの頭を引っぱたいた。






エース「っでぇ!」


有一郎「俺の妹を変な目で見るな埋めるぞ」


エース「こっっわ!いや冗談だから!」






キャイキャイと笑い合いながら歩く彼らを、どこか優しげな顔で見つめるクルーウェルが後ろにいたとかなんとか。
















(仲良しイツメン)

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神楽 - え、ちょ、ん?神であらせられますか?一気見してもうほんとに好きな作品なのでコメント?させて頂きました!あのぉ本当にこの作品を書いてくださりありがとうございます私はもうこれがあるから生きているといっても過言ではありませんつまりはこれからも頑張って下さい (4月22日 23時) (レス) @page50 id: c039794659 (このIDを非表示/違反報告)
英伶奈(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!こちらの作品凄く大好きで愛読させて頂いております!番外編も是非見てみたいと思っています。宜しければパスワードを教えて頂きたいです! (3月16日 19時) (レス) @page50 id: 282fb023ab (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 死ぬほど泣きました。本当に素敵なお話でした。続き出来ましたらぜひ読ませていただきたいです。本当に素敵な作品をありがとうございます。 (6月6日 0時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - す…すごすぎる…!!まさか「ユウ」に繋がるだなんて…!ここまで一気見でした…。生まれてきてくれてありがとうございますホントに…。もっと早く見つけたかった…!!!! (2023年4月7日 16時) (レス) @page40 id: c70cf10f64 (このIDを非表示/違反報告)
白郡(プロフ) - 最高でした!!日付跨いで一気見してしまった…神ですか?神なんですね?存在してくださってありがとうございます。何故この作品にもっと早く出会えなかったのか、、ちくせう… (2023年3月30日 0時) (レス) @page49 id: 91ba7dddf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おいしいくじら | 作成日時:2021年4月14日 4時

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