155話 ページ31
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クロウリー「ハッ！きっ君たち、ちょっと待ちなさ...！」
学園長がハッと我に返り、彼らを止めようと手を伸ばした瞬間。
＿＿＿＿＿ドンッ！
監督生の閉じ込められていた鏡がカッと光った。
クロウリー「ああ！」
クロウリーはまずいといった声を上げた。
間に合わなかったのである。
彼が静止の声をかける前に、レオナ、グリム、フロイド、イデア、ケイト。
この5人の魔力が鏡に流し込まれ、不完全だった魔法が完成した。
＿＿＿＿監督生は、強制的に元の世界へと帰されたのだ。
いやはや、見事な魔法である。
学生の身でありながら、こんな高度な魔法を完成させた彼らには拍手を送りたいほどの。
だがしかし、ただの1学生である彼らが探し出したこの魔法。
彼らよりもウンと長く生きて、知識も豊富な学園長がこの魔法の存在を知らぬ訳が無いのである。
なら何故使わなかったのか。
＿＿＿＿それは、デメリットの存在があったから。
クロウリー「こんっの...スカポンタンのスットコドッコイ共がーっ！！！」
【悲報】ディア・クロウリー悪口のセンスが皆無。
エース「ええっ！？なんで俺ら怒られてんの！？」
レオナ「てかスットコドッコイってどんな悪口だよ」
フロイド「なんでぇ〜？俺ら超いいことしたじゃ〜ん。
ガクエンチョーが思いつかなかった魔法で小エビちゃん送り返してやったのにさぁ〜。」
クロウリー「私が！！！この私が！！！こんな程度の魔法を知らないとでもお思いですか！！！」
クロウリーは目を釣りあげて怒る。
クロウリー「ええ知っていましたとも！私だって一時期はこの魔法で監督生さんを送り返してやろうと本気で思っていましたとも！」
フロイド「はぁ〜？意味わかんね、じゃあなんでサッサと送り返さなかったんだよ。」
クロウリー「それ以上にデメリットの存在が大きかったからですよ!!!!」
フロイド「ウルセっ！は？なに？デメリット？」
迷惑そうに耳を塞ぎながらもキョトンとした表情を浮かべたフロイドだった。
(デメリット)
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神楽 - え、ちょ、ん？神であらせられますか？一気見してもうほんとに好きな作品なのでコメント？させて頂きました！あのぉ本当にこの作品を書いてくださりありがとうございます私はもうこれがあるから生きているといっても過言ではありませんつまりはこれからも頑張って下さい (4月22日 23時) (
レス) @page50 id: c039794659 (このIDを非表示/違反報告)
英伶奈(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します！こちらの作品凄く大好きで愛読させて頂いております！番外編も是非見てみたいと思っています。宜しければパスワードを教えて頂きたいです！ (3月16日 19時) (レス) @page50 id: 282fb023ab (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 死ぬほど泣きました。本当に素敵なお話でした。続き出来ましたらぜひ読ませていただきたいです。本当に素敵な作品をありがとうございます。 (6月6日 0時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - す…すごすぎる…！！まさか「ユウ」に繋がるだなんて…！ここまで一気見でした…。生まれてきてくれてありがとうございますホントに…。もっと早く見つけたかった…！！！！ (2023年4月7日 16時) (レス) @page40 id: c70cf10f64 (このIDを非表示/違反報告)
白郡(プロフ) - 最高でした！！日付跨いで一気見してしまった…神ですか？神なんですね？存在してくださってありがとうございます。何故この作品にもっと早く出会えなかったのか、、ちくせう… (2023年3月30日 0時) (レス) @page49 id: 91ba7dddf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2021年4月14日 4時
