153話 ページ29
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監督生「ちっ、ちが...!」
エース「違わねえだろ。」
監督生「私はただ...!」
監督生が口を開いた瞬間、鏡の間の扉が勢いよく開かれる。
____バンッ!!
クロウリー「こらーっ!君たちこんな時間に一体何してるんですか!」
エース「げっ!学園長だ!」
デュース「クルーウェル先生達もいるぞ!」
勢いよく飛び込んできた学園長らを見て、慌てて逃げ出そうと腰を浮かしたエーデュース。
しかし、彼らが逃げ出すよりも早くガシャンという無機質な音を立てて2人の首に嵌った真っ赤な首輪。ガクリと項垂れ逃亡を諦めたのだった。
エース「りょうちょ〜...」
リドル「君たち!これは一体どうい騒ぎだい!消灯時間はとっくに過ぎているというのに、何をしてるんだ!」
デュース「ローズハート寮長、これには深いわけが...!」
監督生「___先輩!?そこにいるんですか!?」
リドル「は?」
突如聞こえた監督生の声に、リドルは素っ頓狂な声を出して鏡の方へと顔を向ける。
そこには、鏡の中に閉じ込められ必死にこちらに手を伸ばす監督生の姿があった。
クロウリー「な!?トラッポラ君、スペード君!これは一体どういうことですか!」
クルーウェル「説明しろ駄犬共!」
エース「ぐぬっ...いやだから、これには深いわけがあるんだって...」
エースが顔を顰めながら苦々と言い訳を並べ良いと口を開いた瞬間、グリムが静かな声で被せてきた。
グリム「____簡単なことなんだゾ。
監督生「は...?」
鏡越しの監督生は、ぽかんとした表情を浮かべた。
(帰す)
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神楽 - え、ちょ、ん?神であらせられますか?一気見してもうほんとに好きな作品なのでコメント?させて頂きました!あのぉ本当にこの作品を書いてくださりありがとうございます私はもうこれがあるから生きているといっても過言ではありませんつまりはこれからも頑張って下さい (4月22日 23時) (レス) @page50 id: c039794659 (このIDを非表示/違反報告)
英伶奈(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!こちらの作品凄く大好きで愛読させて頂いております!番外編も是非見てみたいと思っています。宜しければパスワードを教えて頂きたいです! (3月16日 19時) (レス) @page50 id: 282fb023ab (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 死ぬほど泣きました。本当に素敵なお話でした。続き出来ましたらぜひ読ませていただきたいです。本当に素敵な作品をありがとうございます。 (6月6日 0時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - す…すごすぎる…!!まさか「ユウ」に繋がるだなんて…!ここまで一気見でした…。生まれてきてくれてありがとうございますホントに…。もっと早く見つけたかった…!!!! (2023年4月7日 16時) (レス) @page40 id: c70cf10f64 (このIDを非表示/違反報告)
白郡(プロフ) - 最高でした!!日付跨いで一気見してしまった…神ですか?神なんですね?存在してくださってありがとうございます。何故この作品にもっと早く出会えなかったのか、、ちくせう… (2023年3月30日 0時) (レス) @page49 id: 91ba7dddf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おいしいくじら | 作成日時:2021年4月14日 4時