近界民が26匹 主人公side ページ27
空閑の言葉が聞こえていたのか、三雲がバッっとこちらを向いた。
とりあえず無視しておく。
米屋｢うおっ！？まじか、この距離で防いだ！｣
米屋陽介が驚きの声をあげる。
三輪秀次はいまいましそうに顔をしかめた。
空閑｢あのさ、ボーダーに迅さんっているだろ？俺の事聞いてみてくれない？一応知り合いなんだけど。｣
ああ、その手があったか。
だけど、ここで俺のSEが発動した。
この話題は俺たちにとっての弱点。
すなわち、三輪秀次の機嫌を限りなく損ねるセリフになったわけだ。
ホント、迅さん何してんの。
憎まれ方が尋常じゃないのだが。
三輪｢･････退け、三雲。俺たちは城戸司令の特命で動いている。これ以上邪魔をするようなら･････実力で排除するぞ。｣
三輪秀次が弧月の柄に手を置いた。
三雲｢退きません。僕は･････｣
すると、せっかくの三雲のかっこいいセリフは庇おうとした本人によって遮られた。
つくづく不憫な三雲だな。
空閑｢下がってろ、オサム。こいつらが用があるのは俺だ。こいつらとは･････俺1人でやる。｣
そう言って空閑は黒トリガーを起動させた。
俺はチラッとスナイパーの方に目線を向けた。
そして意味ありげに三輪秀次を見る。
三輪秀次は空閑なんかを通り越して驚愕の視線を俺に向けた。
｢空閑、スナイパーが向こうのビルの屋上に2人だ。一応気をつけろよ。｣
襲いかかって来ようとした2人がピタリと動きを止めた。
三輪｢･････お前、ただの一般市民ではないな。一体何者だ？｣
米屋｢こいつも人型？｣
三雲がギョッとして俺を見た。
俺は鼻を鳴らして答える。
｢そう思いたいのならそう思えばいい。どちらにしてもお前らが疑わなくなる事はないのだからな。あえて答えるのならＮＯだ。｣
不遜な態度に対してか、三輪秀次が眉根を寄せた。
三輪｢･････まぁいい。まずは目の前の人型を倒してからお前を尋問するとしよう。｣
あ、フラグが立ったな。
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ちひろ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！！林藤さんに至っては寝ぼけていました！！すいません！嵐山さんはオリジナルタグがついたままの時に著作権かなんかで引っかかったのでそうさせてもらっていました。すぐに直したいと思います。ありがとうございましたv(´∀｀*v) (2015年7月10日 18時) (
レス) id: 560de493eb (このIDを非表示/違反報告)
くだります - 「林堂」じゃなくて「林藤」ですよ！あと「あらし山」なんですか？「嵐山」じゃないんですか？ 更新頑張ってください！ (2015年7月10日 17時) (レス) id: 757f1e52e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります(・ω・)ゞ (2015年7月4日 19時) (レス) id: 560de493eb (このIDを非表示/違反報告)
レイシス(プロフ) - ちひろさん» いえ。更新頑張ってください (2015年7月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 729f0fbf16 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - 消えました！！レイシスさん、ありがとうございます！！！ (2015年7月3日 23時) (レス) id: 560de493eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖矢ちひろ x他1人 | 作成日時：2015年5月15日 19時
