近界民が14匹 主人公side ページ15
俺はひとまず時枝充から離れて、ブラックトリガー状態の俺が助けた生徒を探した。
確か同じ3年だったはずだ。
幸いにもすぐに見つかった。
よっぽど怖かったのか、友達と抱き合って泣いていた。
流石にそこに踏み込むほど無粋ではない。
仕方なく一緒にいた男子生徒を探した。
名前は確か、嵐山副。
嵐山准の弟として、学校内では結構有名だった。
嵐山「うお〜〜〜〜っ！副！佐補！」
副「うわっ！兄ちゃん！」
嵐山准は妹と弟が大好きだったらしいな。
まあいい。
急ぐので邪魔させてもらおう。
「、、、感動の再会の途中ですまないが、嵐山副を貸してくれないか？」
俺が声をかけると意外にも嵐山准はすぐに頬をグリグリと弟達に押し付けるのをやめた。
嵐山「すまない。、、、えっと、君は？」
嵐山副は感謝した様な視線を俺に向けている。
隣の嵐山佐補の方は瞳がなぜかキラキラとしている様な気がした。
「申し遅れました。第三中学校の生徒会長をしている柊Aと言います。」
よろしくと言うと、嵐山准は顔を輝かせて俺の手を取ってブンブンと上下に振った。
嵐山「君が生徒会長の柊君か！副や佐補からよく話を聞いてるよ！！」
すると嵐山副と佐補が顔を赤くした。
副「余計なこと言わなくていいから！！、、、ええと、どういったご用件でしょうか？」
嵐山副はずいっと俺と嵐山准の間に割り込みながら言った。
「ああ。正体不明のボーダー隊員の事だ。時枝充さんが話を聞きたいらしいがどうする？」
一応選択肢を与えてみた。
すると、嵐山副は驚いて目を見張った。
副「、、、！？、、、、、、あ、ええと。」
嵐山副が何かを言いかけた時、不穏な空気が流れてきた。
あれは、確か木虎藍と言う名前だったはずだ。
さっきまでこちらをちらちらと伺っていた。
木虎「な、何を言っているの！？わ、私はただ、規律について、、、。」
ああ、空閑に嘘をつくという無理ゲーに挑戦しているのか。
俺のSEも少しばかり反応している。
これは弱点と言うよりも、弱みと言った方がいいな。
全ての視線が三雲と空閑、そして木虎に向いた。
確か木虎も俺たちと同じ学年だったな。
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ちひろ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！！林藤さんに至っては寝ぼけていました！！すいません！嵐山さんはオリジナルタグがついたままの時に著作権かなんかで引っかかったのでそうさせてもらっていました。すぐに直したいと思います。ありがとうございましたv(´∀｀*v) (2015年7月10日 18時) (
レス) id: 560de493eb (このIDを非表示/違反報告)
くだります - 「林堂」じゃなくて「林藤」ですよ！あと「あらし山」なんですか？「嵐山」じゃないんですか？ 更新頑張ってください！ (2015年7月10日 17時) (レス) id: 757f1e52e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります(・ω・)ゞ (2015年7月4日 19時) (レス) id: 560de493eb (このIDを非表示/違反報告)
レイシス(プロフ) - ちひろさん» いえ。更新頑張ってください (2015年7月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 729f0fbf16 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - 消えました！！レイシスさん、ありがとうございます！！！ (2015年7月3日 23時) (レス) id: 560de493eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖矢ちひろ x他1人 | 作成日時：2015年5月15日 19時
