TRIGGERと ページ27
「今日は、モモくんの方が上がるの遅いんだってさ。ちょうどいいね」
ちらっとこちらを見るバンさん
あぁほんと、急展開すぎる
都合が良すぎる
こうなることを、知っていたみたいだ。
たった数時間前に会った私のために
時間を割いてくれる。
IDOLiSH7の子たちは本当に優しい
さっき、インターフォンを軽やかに鳴らして
寮に入ってきた小鳥遊紡ちゃんは、
みんなから事情を聞いて静かに泣いた
そうして、「私も協力します！」と。
あぁなんて、恵まれているんだろう。
こんなに、幸せで、満ち足りた気分になるのは
いつぶりだろう。
百瀬は、私がいなくても、寂しくなかったかな
「…さん、Aさん！」
「ん？あー。ごめんね、なぁに？」
「なー、折角だし、これからはそういう感じの話し方してよ、さっきまでみたいだとなんか、壁っていうかさ…」
「あっはは、よろこんで！
私のために、時間割いてくれて、ありがとね」
**************
二階堂大和から楽に連絡が来た時
なんで僕が…と思った
どうして、なんの義理もない人のために、
力を貸さなくちゃいけないんだ。と。
寮を訪れて、すぐにわかった
百さんに、そっくりだ。
笑い方、仕草、話し方。
見ているだけで、
彼らが特別な関係で会ったことが優にわかる。
「まだ拗ねてんのかよ」
「は？」
関係、ないでしょ。
「いや、別に。」
「モモさんみたいに笑う人だなぁ…
仲、いいんだろうな、そんな感じがする」
「龍は、のんきだね。
でも…僕も、そう思うよ」
仲がいいのは見てすぐわかる。
何も、知らなくても
2人は、そっくりだ。
千さんが来るまでに、自己紹介、してしまおうか。
*********
「八乙女楽くん。九条天くん。十龍之介くん。はじめまして、AAと申します。この度は、私情に巻き込んでしまい、大変申し訳なく」
「いいって、気にすんなよ。」
「後輩からの頼みじゃ、断れないし！」
「そんなに会いたいなら、どうして連絡取らなかったんですか。」
「おい、天」
「天にぃ！」
言われると、思っていたから
自然と声は震えない
全くだ。会おうと思えば、会えた。
連絡も、取れたはずだ。
でも、それでも、今日まで踏みとどまったのは
「百瀬の、時間を、止めたくなかったから。
今、歩いている道が彼の進むべき道だと、ちゃんと、認めてあげたかったから。
私は、前を向いてる百瀬が、好きだから」
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朝香(プロフ) - ワクワクドキドキで、読んでます！誕生日日和もSSRに出来たし、リハーサル前でUR覚醒もでき、No DoubtのSSRも出来ました！仕事と大正ロマンは2枚ずつあります。アニメイトで百日和を買いましたが、可愛いすぎました！更新楽しみにしています。 (2017年11月11日 20時) (
レス) id: 868fac55d5 (このIDを非表示/違反報告)
さくらひめ(プロフ) - 朝香さん» コメントありがとうございます！実はこの日までネタを貯めてました笑笑先ほど学校が終わりましたのでまた夜に更新します。お楽しみにっ！ (2017年11月11日 13時) (レス) id: 26ef7d2767 (このIDを非表示/違反報告)
朝香(プロフ) - 久々の更新、嬉しいです。本編も楽しみにしています！ (2017年11月11日 8時) (レス) id: 868fac55d5 (このIDを非表示/違反報告)
さくらひめ(プロフ) - mikuni67さん» ありがとうございます！そんな風に言っていただけるととっても励みになります！忙しくてなかなか更新できませんが長い目で見ていただけるとありがたいです♪ (2017年10月28日 6時) (レス) id: 26ef7d2767 (このIDを非表示/違反報告)
mikuni67(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています…！文章力が羨ましいです…。これからも頑張ってください…！更新、楽しみにしております…！ (2017年10月28日 0時) (レス) id: afd3105aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらひめ | 作成日時：2017年8月9日 21時
