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「ユウさんが…!?」






予想外だったのだろう、ユウがユニーク魔法の仕組みを暴いたのが。

これでもかってくらいにアズールの目が見開かれている。





そして、あろうことか









「貴女が考えついたわけじゃないんですか!?






───Aさん!!」


『…んん?』









わ、私?

自分に指さしながら言えば、アズールは動揺しながら仮説を話し始めた。









「貴女は良く周りを見ていて冷静だ。

いずれ僕のユニーク魔法のヒントの1つや2つ掴んでもおかしくない。

それはジェイドも同じ考えだった。だからジェイドに貴女の監視を任せました。


…実際、貴女はヒントを掴んでいたはずです!!」









…え、私そんなに推理力ある人みたいな設定になってたの?初耳すぎてワロタ。


私は単に、ストーリーを知っているからであって、ユウみたいに思いつきやしないよ?








そんな事を思いながら、私は口を開く。









『それはアンタが私の事を買い被り過ぎな話でしょ?

言っとくけど、今回のこの作戦だってあの子が考えついたんだよ。』


「!?」


『私はそれの手伝いをしている──要はサポート役。








私にばかり目を向けていたせいで、本当に警戒しないといけない人間を見落とした。


これが、今回アンタが出し抜かれた原因だよ。』


「ボソッ ハッ、白々しい。

テメエも分かってたくせによ。」


『ちょっと黙ってましょうかレオナさん。』









「…何故だ、何故アイツは僕の邪魔ばかりしてくる!?

イソギンチャクから解放したって、アイツには何の得もないだろう!?」









…分かってないなぁ。あの子のこと。

あの子がどれだけお人好しかってこと。









「それについては、俺も同意だな。」


『そんなんだからユウに陰謀打ち破らr




いだだだだだ!!!頭潰れる!!』








すぐに頭から手を離したレオナさんは、目線で「余計なこと言うな」と訴えた。

…事実じゃん。









「…そこでだ。

なあアズール、俺と取引しようぜ。」









…あぁ、始まる。


レオナさんの無慈悲な取引タイムが。

ていうか、もはや取引ですらないけどもね!!!!!

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月奏星(プロフ) - 依存銀着?………あ、イソギンチャクね (2022年8月30日 2時) (レス) @page33 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
はひこ - イラストめちゃくちゃ可愛いですwwハリー◯ッターに出てきたやつを想像してたのですごく癒されました!w (2021年4月1日 1時) (レス) id: 03da1b8318 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - りんりん様、まっちゃぱふぇ。様、コメントありがとうございます!これからも頑張りつつでも楽しんでこの小説を書かせていただきますのでどうぞよろしくお願いします! (2020年12月12日 20時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 続編移行決定おめでとうございます!楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))これからも更新無理せず頑張ってください! (2020年12月12日 17時) (レス) id: fa9c91e4b6 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃぱふぇ。(プロフ) - コメント失礼します!私この小説大好きです!(*´ω`*)これからも頑張ってください! (2020年12月12日 16時) (レス) id: ce469f6b4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KK | 作成日時:2020年12月4日 21時

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