諦めかけてたけど…………モブでいさせて下さい!!!! 【ツイステ】

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ユウside






「俺も能力を担保に取引したことが無いから、どういう理屈かはよく知らねぇが。」


「え？それなら、レオナ先輩は何を担保に取引を？」








…あ、Aの疑問に思っていたことを考えてたから、会話を全然聞いてないや。





ジャックの質問に、レオナ先輩はいきなり不機嫌になり始めた。









「ｸﾞﾙﾙ…何だっていいだろうが。

思い出させるんじゃねぇ。



ま、唯一言えるならイグニハイドの草食動物の性別の情報だな。」


「そ、そういえばそれについてAのヤツ、すげぇキレてたな…」


「そうなんだゾ…」









A、本当にご愁傷様。

私は心の中で合掌した。








「…で、だ。

その特別な契約書がある限り、アイツとの契約は断続する。

だからアズールは、言葉巧みに契約を持ち掛け…」


「達成不可能な条件でサインをさせる…ってわけッス。」


「アズールに勝つ一番の方法は“契約しない”ってことだな…

ハッ！」









は、鼻で笑われた…

これ、契約しちゃった私達のことを馬鹿にしてるな？


レオナ先輩達のアドバイスに、グリムがどうすればと涙目になる。







…Aだけじゃない。

イソギンチャク達の命運も、私にかかってる。






今回の相手も物凄く手強い相手。

レオナ先輩達の時も、リドル先輩達に協力してもらった。

じゃなきゃ、あの事件もレオナ先輩のオーバーブロットも…

オーバーブロットに関しては、Aの魔法がなきゃダメだ。







なら








私はレオナ先輩の目を真っ直ぐ見やり









「どうぞお知恵をお貸しください！」








そう強く言ってから、大きく頭を下げた。

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