もう無理とか言わないで…………モブでいさせて下さい!!!! 【ツイステ】

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「魔法の使い過ぎで魔法石が真っ黒になると

皆こないだのリドルみたいに、闇落ちバーサーカーになっちまうのか？

でっけー魔人みたいのも出てて怖かったんだゾ。」







…リドルが言ってるのは、多分闇の化身。

その人の、心の状態。だと私は思っている。







「ブロットの蓄積量は、魔法士自身の精神状態に大きく影響を受けます。

怒り、哀しみ、恐怖、混乱…

そう言った負のエネルギーを抱えているとブロットが非常に溜まりやすく

オーバーブロットを引き起こしやすくなります。」


「負のエネルギー…」


「ストレス…ってこと？」


『そういうこと。』


「暴走状態のローズハート君の背後に現れた巨大な影。

あれは負のエネルギーとブロットが融合して現れる化身だと言われていますが…

実際のところ、詳しい事は分かっていません。

オーバーブロットについては未知数な事が多い。

何せ事例がそう多くはありませんから。」







「事例が多くてたまるか」というエースの言葉に賛成。

…それとね、二度とゴメンだと言いたいけど、これからバカスカ現れます。オーバーブロットの人達。







「ローズハート君は幸いにもその場で正気の戻すことができましたが、もしあのままだったら…









あぁーーっ！考えたくない！恐ろしい！！」









う、煩いなこの人！自分でシリアスな雰囲気作っといて自分で壊しやがった！

分かってはいたけど…。







「ゴホン。

失礼、つい取り乱してしまいました。」


『』


「A、顔。」








ユウ、ゴメン。私すぐ顔に出るタイプなんだ。



…まあ、これらの事をトータルで言えば魔法には常に危険が伴うという事だ。








「というわけで、優しい学園長の特別授業はここまで！

さ、皆さんさっさと教室に戻って下さい。」


「学園長、大事なことをお忘れでは？」









ユウの突然の発言に、マブとグリムは頭に？を浮かべている。

出た。学園長が苦しい言い訳をするシーン。









「あ、あぁ〜〜〜〜。

ユウ君が元の世界に変える方法ね。

勿論探していますとも。忘れてなんかいませんよ、いやですねぇ。

最近ちょっと忙しくて。」


「目が泳いでるんだゾ。」








学園長、グリムに言われたら終わりだと思う(失礼)








「う、嘘じゃありませんよ。

今私は10月に行われる、寮対抗マジカルシフト大会の準備で大忙しなんです。」

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