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「えぇっ!?」






…作った本人が一番驚いてるよ。

そりゃあ、感想が予想のはるか斜め上をいったらねぇ?






にしても






「何だこりゃ!?めちゃくちゃしょっぱい!

何入れたらこうなるワケ!?」


「〜〜〜〜〜!?」


『ユウ、ここに紅茶あるよ…』







しょっぱすぎて言葉も出ないらしいので紅茶を渡せば、ごくごくと飲み干していくユウ。

プハァ!と言っている辺り、ビールを飲んだ後のオッサンみたい。




とか思ってたら軽く睨まれた。

え、エスパー?コワ。








「厳密に材料を量って、ルール通りに作ったんだ。

そんな間違いはない筈…あっ!



もしかして…オイスターソースを入れたから?」







それにいち早く反応したのはデュース。







「ゲホッ…もしかして、クローバー先輩が冗談で言ってたセイウチ印の?」






リドル先輩…トレイ先輩にまんまと騙されていたらしい。

可愛いなオイ。

で、自分の首を絞めるように考えればわかるでしょとエースが言う。

あ、勿論ユウに指摘されてます。流石。







「しかもこれ、隠し味って量のしょっぱさじゃないよね。

どんだけたくさん入れたの?」





そう、問題はそこだ。

いくら知っていたとはいえ、私でも吃驚するぐらいしょっぱかった。

絶対ドバドバ入れたでしょこれ。



で、分かりやすくいい訳をするリドル先輩。







最初にふきだしたのは、勿論冗談のつもりで嘘をついたトレイ先輩なわけで。







「…プッ、あはは!

まさかあの冗談を真に受けて、本当に入れる奴がいたなんて…あははは!」


「…あは、あはは、そうだね。

馬鹿だな、ボク…あはははっ!」







2人の笑いにつられて、私達も笑顔になっていく。






「はは、不味すぎて笑えてきたな。」


「つーか、これもう笑うしかなくね?ははっ。」


「でも、何かコレはこれで美味い気がしてきたんだゾ!」







マジでか、マジでかグリム。

冗談でもそればっかりは言えないぞ。







「あ、それわかるかも。案外悪くないよね。」







ケイト先輩。いくら甘いもの苦手だからってこれは…。

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- 2章10話の最初にグリムが言った「魔法の使いすぎで〜」がリドルが言ったことになってます。初投稿で指摘して申し訳ありません!! (2022年7月24日 7時) (レス) @page28 id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - ふうかさん» あっ!本当ですね!ご指摘ありがとうございます!訂正しました! (2021年1月4日 6時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - 2ページ目の「魔法が使えないユウと炎魔法の、しかも火力の少ない力しか持たないリドルに枝が襲い掛かる」のリドルではなくグリムだと思います...気に障ったらすみません... (2021年1月4日 3時) (レス) id: 1bf0e3692e (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - はまぐりさん» ありがとうございます! (2020年11月25日 12時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - やっっばいですね…めっちゃ面白いです! (2020年11月25日 12時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KK | 作成日時:2020年11月22日 9時

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