第104話 ページ7
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轟に爆豪のことが好きだとバレたその後、私は内なる思いを秘密にしてくれる轟に何とかお礼がしたいと言ったが、彼は別にいいと実に謙虚な返答をした。が、私がそれで納得できるはずもなく、何でもいいから！と強引に頼む。
すると彼は根負けしたのか連絡先交換してくれたらそれでいいと言ってくれた。あの、マジな話轟は仏様か？？？そんなことでいいの？？？
「今日図書室に来たのは身十伸と話したかったってのと、ダチになりたかったっていう下心込みだったからな。むしろ礼が言いてぇのはこっちだ」
また何かあったら言えよ、アドバイスはできねぇが話聞くくらいならできる。そんなイケメン発言を残した彼を全男はリスペクトするべきだと思う。
…いや、マジで私は何で爆豪のこと好きになったんだろ(遠い目)
そんなわけで、墓場まで持っていくつもりだった私の秘密に共有者ができたのであった。
あの図書館騒動(勝手にそう言ってる)から、私は轟と馬鹿みたいに仲良くなった。勉強で分からなかったところを教え合ったり、普通に雑談だってするし。
それはチャットでのやり取りだけでなく、教室内でもそうだった。
「はよー轟、ちょっと昨日の夜やってて分かんなかった問題あるんだけどさ…」
「はよ。科目は」
「化学…化学式の問題です…」
「分かった。また図書室でやるか」
「神様仏様轟様…！」
「だから俺は人間だ」
「だから比喩だよ比喩。轟ってマジ天然だよな…」
2人とは対照に
『(何かあの2人、仲良くなってる！！？)』
轟とAの関係性が激変したことに、Aクラスのメンバーは密かに荒れていた。
(あれ、昨日一昨日はあんま話してなかったよな！？)
(あの轟が微かにだが笑ってる…！？おま、身十伸何したんだよ！！)
(リア充滅べやァ！！)※峰田です。爆豪ではありません。
(まぁまぁまぁ！)
(はわわ…あそこだけ空気がちゃう…！！)
(いつから！？私達が知らぬ間に発展してたの！？)
(これは恋の予感…！！)
クラスメイトは大いに勘違いしていた。轟とAはただ友達になっただけだというのに…まぁ、彼らも花の高校生だから仕方ない。恋愛に興味ないわけがないのだ。
だが、1人だけ無表情で彼らを見つめる者が1人。
「…」
クラス全員が2人に釘付けになっているせいか、彼─爆豪が普段と違った雰囲気を醸し出していたことを、誰1人知ることはなかった。
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みぃ - 更新再開！嬉しすぎます！！最推しの活躍に死にかけてます。続きが楽しみです！ (12月16日 9時) (
レス) id: 8d2c2035a1 (このIDを非表示/違反報告)
Ayaka(プロフ) - 更新再開ありがとうございます！もう一つのヒロアカ作品の更新再開も待ってます。無理をせずに更新していただけるとありがたいです！続きも楽しみに待ってます^_^ (11月30日 19時) (レス) id: de4c1d5b4a (このIDを非表示/違反報告)
Ree(プロフ) - 更新再開嬉しいです！ありがとうございます！ (11月24日 13時) (レス) @page31 id: dbef1d39c6 (このIDを非表示/違反報告)
トーン - 更新気長に待ってます。一気読みしてしまいました。すごく面白かったです！この設定大好き(*≧∀≦*) (5月5日 2時) (レス) @page28 id: c13dab87c8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - とっても面白くて大好きです！更新待ってます！ (2023年2月10日 5時) (レス) @page24 id: 6b7ef0d566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年11月13日 18時
