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・
「A、行くぞ!!」
『ぅえ!?』
一通り話し終えた(?)ローが、私の手を引いて走り始め
私もそれにつられてしまう
え、ちょ、私コラさんに聞きたい事あるのに!!
「お前が「喋れる事」「能力」
ドフラミンゴに全部喋ってやる!!!
追い出されるだけじゃすまねェだろうな!!」
「よせー!!!」
後ろからコラさんが追いかけてきて、ローに向けて蹴りを入れようとするが
ローは私の手を離してそれを瞬時に避け、隙となった片足を投げてごみ入れに投げ入れる
そしてまた私の手を引き、再び逃走を始めた
「2年で俺も強くなったんだ!!
ザマみろ!」
『ちょ、ロー!
私コラソンさんに聞きたい事が!!』
「そんなん後でいいだろ!」
『私は今聞きたいの!
ていうかローだけ先に行けばいいじゃん!』
「あーもーうるせェな!」
『どっちがだよ!!!』
2人でギャイギャイ騒ぎながら走っていると、バッファローとベビー5が私達を見つけた途端に話しかけてくる
「おいロー!!
お前また血の掟破ったな!?」
「ねえ!!口ぱくぱく3人で何してたの!?」
2人を見て舌打ちをしたローが足を止め、2人の方へと足を向ける
何故か私と手を繋いだままで
離そうとしても強く握り返されるだけ
何なんだコイツ←
「アイス奢るから黙ってろ」
「100ベリーの特大アイスだすやん!!」
「ベビー5、金貸せ」
「え!? い…いいよ♡
(私…必要とされてる!)」
『いやそれ奢りじゃないから!
騙されないでベビー5!』
2人共チョロすぎるよ…
トホホと思いながらちゃっかりアイスを頂きました←
いやー、人のお金で食べるアイスは美味しいね!!!←
アイスを食べながら船に戻ると、何だか慌ただしい気が…
「な、何だすやん…」
「おめェらチンタラしてねェで準備にかかれ!
海軍がきやがった!!」
ディアマンテに言われ、私達もせっせと準備を始め…
ようとしたけど、まだローの手が離れない
…ちょい、準備できないんですけど!?
『ロー、さっきの話聞いてた!?
私達も準備に取り掛かろう!?』
「さっきの話、言わねェ事にする」
『?、何で?』
「…“かり”が1つあんだよ」
かりって、多分コラさんを刺したことだ
そうだ、コラさんは黙ってたんだよね
…けどさ
『それはいいとして、そろそろ手ェ離してほしいんだけど?
私はローの保護者ですか???』
「お前みたいなアホな保護者、こっちから願い下げだ」
『』
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作者名：KK
| 作成日時：2021年6月7日 19時
