肆 ページ6
・
五条が半裸少年を拉致した後、私は恵を取り敢えず病院へと連れていった。
反転術式が使えれば良かったんだけど…私硝子ちゃんみたいな天才でもないからごめんねぇって感じだ。
『オッスオッス恵!怪我の具合どお?
お姉さんが迎えに来たよ〜。』
「A…別にガキじゃねえんだから」
『私からしたら恵はいつまでもガキなの!
ホラホラ、五条達のとこ行くよー。』
私の言葉のどの部分にイラつきを感じたのか(全部だよ)、不貞腐れてしまった恵を強引に引っ張り、私は五条のいる火葬場へと向かった。
何でも半裸少年、昨日育ての親を亡くされたのだとか。
…えっと、こっちの事情で色々ゴメンね?
待ち合わせ場所である火葬場へ到着すれば
「?どっか行くの?」
「東京。」
割と元気そうにしている半裸少年の姿、と不審者←
…あまり引きずらないタイプっぽいね、半裸少年。
喪中だったのに突然わけ分からんことに巻き込まれたってのに…
「伏黒!!
元気そうじゃん!」
『ﾌﾞﾌｯ!』
「
「つか笑ってんじゃねえよ」と更に不機嫌な恵にゴツンと一発殴られ、痛みのあまり頭を抱える。
…最近の恵 可愛くない。
「あ、昨日五条先生と一緒にいた人!」
『どーもぉ半裸少年!昨日振り!』
「俺 今半裸じゃないよ!?」
『うんそうだねぇ。でも自己紹介してないからさぁ?
あ、私 加茂Aって言いまーす!ヨロシクね〜。』
「おう!俺 虎杖悠仁!悠仁でいいよ!」
『OK悠仁!
私苗字で呼ばれんの嫌だからAでいーよー!』
悠仁とは気が合うのか、秒で仲良くなった。
流石私のコミュ力!(ドヤ顔)
「おい、話ずれてんぞ。」
『あ、それもそうだね。
悠仁はこれから呪術師の学校に行くんだぁ!』
「東京都立 呪術高等専門学校
通称“呪術高専”だ。」
『そんでもって、私達3人は必然的に同じクラスだよ〜。』
「マジ!?何で?」
『なんでってそりゃ』
「1年生は君で4人目だからね。」
「少なっ!!」
そりゃそうでしょ、だって呪術師は年から年中人手不足だからね!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 512人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kk(プロフ) - かぽさん» ありがとうございます!!気に入って下さって嬉しいです。これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします! (2021年2月28日 14時) (
レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
かぽ - 「いっぱいちゅき」 です、気づいたら一気に読んでました。テストは捨てます、ありがとうございます。に読んで (2021年2月28日 12時) (レス) id: f5d3c9fe44 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - ぱるむさん» ありがとうございます!!感謝感激雨あられです!! (2021年2月1日 17時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - うわああああああ、好きです。（唐突） (2021年2月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KK
| 作成日時：2021年1月29日 22時
