第47話 ページ48
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別にトラファルガー先生が急かしたわけじゃないけど、急いで3食分を食べ終えた。それを彼はドン引きした目で見ており、内心落ち込む。
目は口程に物を言うとはまさにこのこと、要するに女が食べる量じゃねぇって言いたいんですね。自分でも自覚してるんでその目をやめて下さい、切実に。普通に傷付く。
「…ご馳走様でした」
「…ゴムゴムの実の能力者は全員胃袋底なしなのか…？」
「内臓もゴムだからじゃないですかね…じゃなくて、トラファルガー先生何か用事があってここに残ってるんですよね？」
「あぁ───襲撃時のことで幾つか気になってな」
真面目な顔でトラファルガー先生に3つ聞きたいことがあると言われた。まずは見聞色の覇気のこととギア・2について。
「見聞色は使えそうか」
「何となくこんな感じなんだなっていうのは掴めたんですけど、常時使用可能かと言われたらまだ自信ないですね…」
「ま、普通は数年かけて習得できる力だからな。たったあれだけで完璧使いこなせるようになる方がおかしい」
「ですよね。ルフィでも2年かけてたし…」
「まぁこれで見聞色は問題ねぇな。次、昨日使ってた技についてだ…お前のバイタル異常値で死にかけてたがあれは何だ」
「あー、ギア2は血流を加速させることで速度を飛躍的に向上させるっていう…バフ？みたいな」
「デメリットは」
「…怒らない？」
「内容による」
「体力の消耗が激しい事と、長時間使い続けると血管やら心臓に多大なる負荷がかかって寿命が削ら…いﾞっっっっっっだ！！？」
今！！ゴンッって！！思いっきり拳骨脳天に落とされた！！しかも武装色の覇気纏った拳で！！！
あまりの痛みに頭を抱えて暫く悶絶してしまう。…武装色の覇気、恐ろしい…
涙目になりながらも顔を上げれば、冗談抜きにブチ切れているトラファルガー先生。怒らせてしまうって分かってても怖いぃ…悪いのは私なんだけどさ…
「ガキがいっちょ前に死期早めてんじゃねぇ…！」
「ご、ごめんなさいぃぃ…使う時は気をつけます…」
「…制限時間を設けろ。それなしに使ってみやがれ、身体一生使えなくするからな…」
「肝に銘じておきます…」
溜息が零れたと同時に引っ込んでいった怒気。それを見て私は胸を撫で下ろす。
さて、最後に聞きたい事というのは恐らく、私自身が最も疑問に思っていることと同じだろう。
だから私から先手を打った。
「オールマイトが襲撃時に放ってた気迫、覇王色の覇気ですよね」
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
