第43話 ページ44
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オールマイトの指示に轟は自分のサポートなしじゃヤバかったことを指摘し、緑谷も怪我や“時間”のことを言及した。え、それ多分ここで言っちゃ駄目なやつ。しかしオールマイトは大丈夫であること、プロに任せるように告げる。
ま、それが妥当というか何というか。できることならオールマイトの言う通りにしたいところだけど…
「脳無、黒霧、やれ。俺は子どもをあしらう」
だよね、逃がしてくれないよね。けどもう私限界。ギア・2…負荷のかかり方が尋常じゃない。意識を保つだけで精一杯なんだけど…
しかしそんな私の心境も関係なく、死柄木がこちらに駆け出してくる。
やんなきゃいけないのかな、自分で立たなきゃ、思ったその時。
＿＿＿＿＿ゾワッ！！！
全身にビリビリと伝わってきた重い気迫。それは私だけでなくこの場にいる全員が感じ取ったことだろう。現に死柄木が唐突に後ろへ退がったのだから。
───気迫のもとは、オールマイト？
「ショック吸収って…さっき自分で言ってたじゃんか」
「そうだな！」
そして同時にオールマイトと脳無の無限ラッシュが始まる。その殴り合いは壮絶で、衝撃波で私達が動けなくなる程。誰1人近づくことはできない。
「“無効”でなく“吸収”ならば！！限度があるんじゃないか！？私対策！？私の100％を耐えるなら！！さらに上から捻じ伏せよう！！」
徐々に、脳無が押されている。ショック吸収…それが本当なら、吸収できる許容量の限界に近付いているということ？
「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの！敵よ、こんな言葉を知ってるか！！？」
Plus Ultra！！
怒涛のラッシュを制したのは、オールマイトだった。彼の最後の一発を耐え切れなかった脳無は気持ちいくらいに吹っ飛び、USJの屋根を突き破って空高くへと飛んでいってしまった。
思わず笑いが込み上がってくる。なにこれ、こんなの現実にあっていいの…？
オールマイトの勝利に安心したせいか、緊張が解ける。いや、まだ敵がいるってのに、何で、気が抜けるし、音、遠くなるし…力、抜けてく、
「身十伸？」
「…、身十伸さん！？」
「身十伸しっかりしろ！」
いや、ごめん、無理。
そう言いたかったけど気力もないわけで、私は呆気なく意識を手放したのだった。
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
