第39話 ページ40
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何で体が熱いのか、いつの間に私は死柄木の前に出たんだとか、色々思う所はあったけど、それより先に体が動いていた。
「脳、」
「JET銃！！」
ズガァン！！！
銃弾の如く放った技は見事死柄木にヒットし、気持ちいいくらいに勢いよく建物の方へ吹っ飛んでいった。
次に1つの気配が私の真横に現れる───脳無だ。死柄木が指示を出したからに違いない。一時的に近づいたとはいえ、“今の”私じゃあその圧倒的なパワーとスピードにはまだ到底敵わないと、冷静に何故か考える自分がいる。
「「「身十伸/ちゃん/さん！！！」」」
何だか大丈夫な気がした。それは確信であり信頼でもあった。
───だって、
「カウンターショック」
トラファルガー・ローが、いるんだから。
激しい電撃音が響き渡り、稲光が走った。多少のダメージを受けたのか、脳無がふらつきながら後退している。この場にいた全員が希望の光の様に彼を見上げていた。
「「「トラファルガー先生！！！」」」
「うるせぇガキ共気ィ抜くんじゃねぇ」
「「スイマセン！！！」」
「ケロ」
ちょ、こんな時くらいクラスメイトにガン飛ばさないでよ。
と言いたいところだけど、彼の技は大して効いていなかったらしく、あのギョロッとした目が私達を見つめていて。また私達に急接近してくる。
今はギア・2の状態だから少しは渡り合えるかもしれないし、見聞色の覇気が使えている状態のせいか攻撃がよくわかる。それこそトラファルガー先生と共闘すれば、倒せるかも。
相手の攻撃に備えたその時だった。
バァン！という激しい騒音が耳に届いたのは。聞こえてきた方角はUSJ入り口付近。第三者の登場だと分かった。
そして、その第三者とは───
「もう大丈夫。私が、来た」
「「「オールマイトォォ！！！」」」
TVや授業で見たあの笑顔の面影がなく、怒りを露にした平和の象徴 オールマイト。敵も味方も全員、オールマイトに視線を集中させていた。
彼の登場にクラス全員が歓喜の声を上げている。誰もが安堵の息を吐いたに違いない。そんな中、私とトラファルガーさんは眉間に皺をよせ、緑谷は困惑顔をしていた。
「あー…コンティニューだ。待ったよヒーロー、社会のゴミめ」
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
