第31話 ページ32
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「すっげー！！USJかよ！！？」
切島がそう叫ぶ気持ちも分かる。その施設は各災害を模したエリアが幾つもあり、それは宛らアトラクションを思わせる。ていうか施設の規模よ。デカいし広いし…流石雄英、金持ってんなー。
演習場の名前がある意味本当に
…って、そういえば1人足りない…オールマイトか。何かあったんだろうか。
「えー、始める前にお小言を一つ二つ、三つ…四つ…」
(((増える…)))
“スペースヒーロー 13号”によるお小言の内容は、個性は一歩間違えれば人を殺せる力を持っていること。相澤先生による体力テスト、オールマイトによる対人戦闘で自身の個性がどんなものであり、それを人に向ける危うさについて。最後にこの授業で人命ではどう活用するか学んで欲しい、というものだった。
13号の話は生徒の心を掴んだらしく、拍手喝采。ふと少し気になって相澤先生の隣に立つトラファルガー先生を見やり、思わず苦笑した。
…“綺麗事いうな”、ってところだろうか。眉間に皺が寄っている。
「そんじゃあまずは…」
相澤先生越しにある広場。そこに一つの違和感が生じた。
何、あの黒い渦。何か段々大きくなって───
そこから出てきた人の手…感じたことのない重く鋭く纏わりつくような“ソレ”。───殺気というならそうなのだろう。ソレの籠った、赤い瞳。
ゾクリ。背筋が凍った。思わず身じろぎして構えを取る。クラスメイトはキョトンとした顔をしているが、先生達は違った。
「一塊になって動くな！！13号！！生徒を守れ！！」
「何だありゃ！？また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？」
ここにいるクラスメイトは何であの殺気に気付いていない！？私の苛立ちを代弁するかのように舌を打つ音が耳に届く。誰がしたかなんて安易に想像できた。
「動くな あれは敵だ！！」
「13号にイレイザーヘッドですか…先日“頂いた”教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが…」
あー、点と点が線になって繋がった。あのマスコミをけしかけたのは連中で、その間にカリキュラムを奪った。つまりはそういうことだろう。
人生初の実戦が、まさかこんな唐突だなんて…！！
「子どもを殺せば来るのかな？」
靄から出てくる有象無象を睨みながら──特にその中心にいる手だらけの男に警戒心を研ぎ澄ませた。
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
