警戒心が強い子。 (ページ5)

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入学式の段ページ5

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勘右衛門「ねぇ、後で白兎のクラス行っていい?本人に謝りたくて...」

『逆効果になるんで辞めてください(睨)』

勘右衛門「そっか...、じゃぁ伝えといてくれない?"ごめん"って」

『まぁ、それくらいなら。』

勘右衛門「ありがと」

...、怖。

これが本心か分からねぇからなぁ...分かったらすごい楽なんだけど。

伝言...、忘れそ。

「Aやっと帰ってきた、!!」

『ぅわｯｯ!!だから急に抱きついてくんなよ...、』

「...、怖かった、尾浜先輩がぁ...」

『...、尾浜先輩が、"ごめん"だって。』

「...僕も謝りたい.........、よ」

『...、伝えれば良いじゃん。"僕は大丈夫です"って』

「う"ぅ"～.........怖い、」

...、まぁ、何とかなるんじゃね?あ、俺は着いて行かないよ?嫌いだもん。

実技だったら、別だから。どうせならボコしたいよねぇ。特に"アイツら"は。

三木ヱ門「委員会行くぞ」

『早くね?』

三木ヱ門「塩江先輩に怒られるんだ私は」

「僕やだぁ......」

『俺もー』

三木ヱ門「Aはただサボりたいだけだろ」

『まぁ、今日は１年に説明するだけだし、頑張ろ?』

「ぅん...」

田村もあの老け顔を今日からまた見ないといけないのか、と考えると.........

嫌だな。