羅刹学園の天才【桃源暗鬼】

９． ページ10

皇「全ては父親を殺すために！
　 そのためなら死ぬのなんて怖くないんだよ」



ドッ



無「ガキが何言ってんだ？はき違えるなよ？」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

A「別に生きたいなんて思わない
　 父さんと母さんを殺した奴に復讐出来るなら
　 死んだって…」

？「ガキが何言ってる
　 お前を復讐で死なせる為に預かった訳じゃない」

A「なら なんで…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


無「目標のために死ぬな 目標のために生き抜け
　 それが分からないならお前に明日はない」



《皇后崎迅 拘束》・・・ロープで木に縛られる



ジャリ…



一「少し動けるようになってきた…」


無「屏風ヶ浦はここでリタイヤだ」


無『もしもし 保健医を学校の入口に待機させてくれ』


A(あ…まずい！)


無「Aは屏風ヶ浦を連れて学校まで行け」


一「え、月時雨？」


ずっと気づいていなかったのだろう
一ノ瀬君は私が居たことに驚いていた


A「(あれ？) 私は捕まえなくて…」


無「保健医が来るよりお前の方が早い」


A「わ、分かった…」


A(確かに足は早い方だけど…
　 ボール持ったままで良かったのかな？？)



先生の指示通り屏風ヶ浦さんを背負い
急いで学校へ向かった

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