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17. ページ18

スパーン


援「先生!早く来てください!」

襖が勢いよく開いたとおもえば今度は援護部隊の人が
京夜さんを呼びに現れた


京「へいへーい」


A(返事テキトー過ぎない?…)


援「ん?羅刹の生徒たちね?
早く着替えて手伝いなさい! 」



そう言われ私たちは用意された服に着替えたのだが…



漣「なんだこの服…」


A「私たちだけフリフリだね…」


女子はワンピースに白のフリルがついたロング丈のエプロン

男子は黒のインナーにTシャツ、ズボン



A(私もそっちが良かったな…)


これ誰の趣味だろ
もし戦闘になった時 凄く動きずらそう



京夜さんと援護部隊の人に連れられ
襖で仕切られた部屋に入っていく



一「なんだ…ここ…」


一ノ瀬君が驚いた様子で呟いた



京「京都中の負傷した鬼がここに運ばれて来るんだよ」



「げほ!がは!」

「・・・」

「うぅ…」



京「多くは今起きている戦争で負傷した鬼たちだね」


そう私たちの目の前には怪我人が何人も
布団の上に寝かされていたのだ



援「先生!こっちです!」



一・矢「!?」


援「この方は戦闘隊員でさっき運ばれてきました!」


その人は両腕両足が無く 肺も広範囲に負傷
呼吸出来ているかも怪しく あと3分が限界だと言われた


A(これじゃ助かる見込みもない きっと安楽死に…)


京「大丈夫っすよ旦那!
死なないし 死なせないっす!」


A「え!?」


一「どう考えても無理だろ…!
無責任なこと言ってんじゃねぇよ…!」


A「一ノ瀬君の言う通り今から手術するにせよ
そもそもこの状態で耐えられる筈もない」


京「優しいね四季君だっけ? それにAちゃんも
俺こう見えて結構偉いのよ」



ポン



京「偉いのは理由があるっつーわけ」


そう言って一ノ瀬君と私の肩を軽く叩いて言った









京「じゃあ 職場体験を始めようか」

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れい - むだ先がいるうううう しかもおもろいいいい続きも待ってまーす (2022年8月29日 10時) (レス) @page32 id: 9706398978 (このIDを非表示/違反報告)
よるくん(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!続きも期待しています! (2022年7月13日 13時) (レス) @page32 id: d154af978e (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - かーちゃんさん» ありがとうございます(嬉) かーちゃんさんも体調にお気をつけてください‪ஐ‬⋆* 12話はわざと抜いてるので後に追加しますね!(ง˶ •̀ ̬•́˶)ง (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4cdbefc8fd (このIDを非表示/違反報告)
かーちゃん - 面白くて続きが気になります!体調に気をつけて更新して下さいね。それと12話が抜けているので後で追加してくれると嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2021年12月28日 17時) (レス) @page13 id: bf5c57f444 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kei | 作者ホームページ:http://Kei_yume62  
作成日時:2021年12月1日 21時

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