石の世界の数学者【Dr.STONE】 (ページ33)

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歩きながら私達は話を続ける。

A「司君はこれから、奇跡の水で若者だけを増やして武力で統べる新世界を作るハズ！その司帝国を倒して人類浄化の大量破壊を止めるには……」

千空「科学で戦う、革命軍を作るしかねえ！！」

自信満々意気揚々の千空君に対して杠さんは不安そうな声でたずねる。

杠「…千空くんだけでどうやって革命軍を…？」

大樹「そうだ！奇跡の水・ショー酸を司に押さえられてたら，火薬も作れんし肝心の人間が増やせないんだぞー！？」

A「You saw the signal, didn't you(狼煙を見たでしょ)？彼らを仲間にゲットするんだよ！」

大樹「つまりこの先は俺達は司帝国でスパイ，千空は科学革命軍、別れて戦うわけだな」

千空「ｸｸｸ、そういうこった。切ない別れにお涙も溢れまくるぜ」

これを最後に私達は二手に別れた。

しばらく進んでから、

大樹君が千空君の名前を叫びそうになったが、
本人で気付いたのかすぐに止め、

力強く拳を上に振り上げた。

それに応えるようにして、
千空君は『科学王国の旗』を掲げる。

ここから、二つの国の争いが始まったのだ。