石の世界の数学者【Dr.STONE】 (ページ16)

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場所は移り、砂浜へ。

司は海が広いとか石の世界は自由だとか何とか言って何か知らんが昔話を始めた。自分の話なのか？

それをボーッと聞いているとｶﾞｼｬﾝｯという大きな音と共に頭だけの石像が転がってきた。

A「Murder(殺人)…それの意味を理解してるの？今貴方さ、人間を一人殺したんだけど」

司「分かっているさA。君達は心の汚れた年寄りたちまで全員助けるつもりかい？」

司は浜に上がり、話を続ける。

司「うん，彼らも最初はしおらしく感謝するだろうね。だが文明が戻れば必ず《そこは俺の土地だった》《家賃をよこせ，税を払え》…また持たざる弱者を食い物にしだす，もうそんなことはさせない」

司君から威圧感が押し寄せてくる。

司「ここはストーンワールド。まだなんの汚れのない楽園だ。純粋な若者だけを復活させて、このまま誰のものでもない自然と共に生きていく。つまり人類を浄化するチャンスなんだ！君たちもそう思わないか？千空、A」

千空「全ｯｯ然1㎜も思わねぇ〜な。俺はメカやら宇宙やらドラえもんやらに唆りまくりの，テクノロジー大好き少年なもんでな？科学の力で，人類全員！もれなく助けてやるよ」

これが千空の覚悟、圧倒的な存在感を持つ彼に千空は臆せずいい放った。