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私の言葉に心から嬉しそうに笑ってる。
「そ。俺がなんて言ったか覚えてる？」
「･･･わかんないけど、ひろくんが帰ってから妙にはしゃいだのは覚えてる、」
「はしゃいでくれたんだ。」
･･･で？なんて言ったの？
気になるけどひろくんはすぐに教えてくれそうにない。
「ほんとにAがいない毎日がキツくてさ？そんな時、もし大人になって誰も相手がいなかったらAちゃんと結婚してもらいなさいって親が言ってきて。もう会えないと思ってたのに繋がりが出来て嬉しかったよ。」
普通に考えてクレイジーな話しだと思うけど。
それを嬉しいと思って今日、本当に私に会いに来たひろくんの気持ちは確かだってよくわかった。
「成人してから興信所でAの事調べさせたのもある意味守るためっつーか。」
「なにそれ、さっさと会いに来てくれたら良かったと思う。」
とか言っちゃう私は、もうひろくんに惹かれてきてるのかもしれない。
「俺、Aと結婚するんなら絶対苦労させたくないって思って勉強ばっかしたんだ。で、起業が一番だなって結論が出て。そんで頑張ってんのにおまえは金持ちがいいだのなんだのって次々と男変えてる情報が入ってくるしさ、早く日本に帰んなきゃって焦ったよ。」
･･･こうなったら筒抜けな私の行動、恥ずかしいんだけど。
「･･･で、焦って今、こうなってる訳。」
わかる？ってシーツを捲ってきて私を抱き寄せてくるから直接肌が触れ合って照れくさい。
「っ、やった事ねー女と、とかどうこう言ってたのは嘘だったわけっ？」
「嘘でもないけど。そんなの後付けっていうか。おまえの素行はよく知ってたからこう言えば付いてきてくれるって思って。」
「･･･私の扱いがよくわかってて何よりだよ。」
すぐに、好きだって言われても信じられなかっただろうし。
ひろくんの手のひらでガラガラ転がされてた訳ね、私。
つくづく私っていう軽い人間が嫌になってくるわ。
それでもひろくんは私を愛しそうに見つめてくる。
そして切な気な表情を浮かべて
「わかんない？それだけ早くこうなりたかったって事。それだけ俺がおまえにずっと恋してたって事が。」
って姫扱いよりもこそばゆいセリフを甘い声で吐いちゃうひろくんに嘘はなかった。
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Haru(プロフ) - みちこさん» ありがとうございます！なかなか接戦でしたがどれだけ投票が増えてもこれは浮動でした(笑)ご期待に添えるよう、頑張ってみます！♪ (2019年11月11日 21時) (
レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - こちらはワンナイト北山ver.になったのですね(^.^)そちらも捨てがたかったので嬉しい(^_^)楽しみにしております！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» どうしよう？早く続書かなきゃ(笑)なのにここへ来てなーんにも思いつかないという事態が！！どうしよ(笑) (2019年10月29日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - くぅぅー！！北山サイドもキュンキュンするーっ！！やっぱり会えない時間、みっくんはモヤモヤしてたのねー！次で終わるの淋しいけど、早く続きがみたいわ！ (2019年10月26日 10時) (レス) id: 2eb65113c9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - れいさん» れいさーん♪寝る前に読んで興奮していただけてありがとうございます(笑)ようやく二人きりになって彼女にしてもらいました！ほんとね、もうあの記事がね、やばすぎて！一年の友達期間も楽しめそうだしそのどきどき感が堪らないーっ(興奮) (2019年10月24日 14時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2019年7月4日 22時
