検索窓
今日:7 hit、昨日:30 hit、合計:133,821 hit

31 大倉side ページ31

愛子といちゃついてる時にオレの電話鳴ってる。


「たーくん?出ないの?」



誰やねん?こんな時間・・・


構わず愛子にキスを続けながら服脱がそうとした時スルッと逃げられた。


「はい。大事な電話かもよ?」


ご丁寧に携帯渡された。


「ヤスかい。」


「大倉?ごめん、今大丈夫?」


大丈夫ちゃうわ。


愛子がオレの首筋にキスしだした。


・・・まさかこいつこれがやりたくて電話出ろって言ったんちゃうやろな?


「ヤス、要件を速やかに言え。」



もうオレのオレが我慢できひん。


「いや、さっき亮と飲みに行っててんけどな。高橋健人さんと一緒になってん。」


・・・もう切ってええかな?

愛子がどんどんエスカレートしてきてんねんけど。


「高橋さん、神田理沙と付き合ってたらしいんやけどな?昨日北山の部屋に神田さんが入ってったっていうねん。」


「は?!」

愛子がビクってなって手止めた。

「なあ?もしかしてあの報道ほんまやったんか?もうAちゃんとは別れてるん?」


「いや?そんなはずないねんけど・・・」


「やんなあ?あいつ何考えてんねん?Aちゃんの事心配でさ。」


「・・・北山と話してみるわ」


お礼言って電話切った。


「みっくんなんかあったの?」


「・・・うん。あいつって浮気とかするヤツやったっけ?」


半ば放心状態やねんけど。


愛子もえ?ってなってる。







次の日北山を呼び出した。

愛子もみっくんの話し聞くっ!って昨日から居座ったまんまや。


「大倉あー。」


もう確定やん、こいつ。覇気が無さすぎる。


「おまえ、理沙ちゃんとやっちゃった?」


なんで?!って顔して見てる。


「理沙ちゃんの彼氏、高橋さん?おまえの部屋入ってったんちゃうか?って。見られてたんやで?」


「・・・マジか・・・」


「終わったな、おまえ。」


悪いけど、優しい言葉とかかける気にもならへん。

Aを裏切って何してくれてんねん?


「やっちゃったよ、オレ・・・」


項垂れてる。後悔しても遅いわ。


「なんで?みっくんまだ理沙ちゃんの事好きだったの?」


「そんなんじゃねえよ。なんか、ほだされちゃったの。」


悲しいオトコの性出ちゃってんな・・・わからんでもない。でも、


「おまえAには隠し通せるんやろな?」


「・・・そのつもりだけど・・・ダメだ。今日あいつん家行く約束してたのに行けなかったわ。」


こんな時に何真面目出してんねん。チャラ山出すん、今やん。

32 北山side→←30 錦戸side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
設定タグ:北山宏光 , 錦戸亮 , 大倉忠義   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Haru(プロフ) - にかみつばさん» 書き始めた頃の作品でなんだか恥ずかしいですがコメ下さって嬉しいです♪こちらの元カノが主人公になったお話も書いております。片思いの彼、という作品もよろしければ(^^)なぜみっくんが浮気をしてしまったか、の詳細があります(笑)いつもありがとうございます! (2020年8月7日 12時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - こんにちは。元カノが出てきたりやっちゃったり、不謹慎ながら楽しい展開になってきてわくわくしてます。みっくん小説が好きすぎて読むのが止まりません。 (2020年8月6日 12時) (レス) id: 74d56dba5b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Haru | 作成日時:2017年11月29日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。