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私はズルイ。



自分が後ろめたくて泣いてしまったのに、理沙さんの事が原因かのように話しをすり替えた。



自分からするって言ったのだって顔見られたくないのと罪悪感からっていうのもあるかも・・・


理沙さんとの事で安心したのと同時に余計にじゃあ私は・・・?って。

錦戸さんとの事言い訳に出来ひん。

最低やん。




勝手にみっくんを信じられなくなって錦戸さんに逃げたんや。


キスもそうやけど・・・


気持ちがほんまに錦戸さんに救われたから。


一瞬でも流されそうになった。



私・・・なんで?

みっくんの事こんなに好きやのに違う事考えてしまってる。


みっくんにしながら罪滅ぼしの気持ちになってもっともっとってなってしまった。





・・・全力で忘れろって。

忠義の言う通りや。




みっくんでいっぱいにして欲しい。

求められるまま答えたい。




この感じ・・・久しぶり。

みっくんととてつもなく長く離れてたんちゃうかなって思うくらい

みっくんに愛されてる今が懐かしく感じた。


無茶苦茶にされて気持ちもカラダも翻弄されていく中で、何も考えられへんようになってく。


・・・やっぱり私にはみっくんしかいない。


目の前のみっくんしか見えなくなって夢中になってもう訳が分からなくなった瞬間みっくんの重みを感じた。




お互い荒い息遣いのまんましばらく抱き合ってる。


「Aすげー可愛かった。」

もうちょいしたかったけど出ちゃったとか言ってるし。


そうやん。私全然大丈夫。


愛されてるもん。


「・・・なあ、記事の事・・・ほんとにびっくりさせたよな?」

「うん。元カノまで知る事になるなんて思いもせえへんかった。」


「・・・だよな。」


「・・・こんなに彼氏が監視されてたら逆に安心やん。」


苦笑いしてる。

「・・・やっぱ怒ってたんだろ?」

言いながら何でか羽交い締めにしてくる。


「・・・怒ってへんよ。私にはそんな資格ない。」


え?って顔してる。


「なんだよ、資格って。あるだろ、普通に。彼女なんだから。」


「・・・ないよ。今はみっくんの彼女でいる事だけ
で奇跡みたいなもんやもん。」


めっちゃ見つめられたけど目そらしちゃった。


「・・・そんな悲しい事言うわけ?」


あーあって言いながら離れてく。


「なあ、オレがAの事すげえ好きだって全然伝わってねえの?」


あれ?ちょっと怒ってもた?


「錦戸くんにさ。」


いきなりその名前が出てドキッとした。

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設定タグ:北山宏光 , 錦戸亮 , 大倉忠義   
作品ジャンル:恋愛
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Haru(プロフ) - にかみつばさん» 書き始めた頃の作品でなんだか恥ずかしいですがコメ下さって嬉しいです♪こちらの元カノが主人公になったお話も書いております。片思いの彼、という作品もよろしければ(^^)なぜみっくんが浮気をしてしまったか、の詳細があります(笑)いつもありがとうございます! (2020年8月7日 12時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - こんにちは。元カノが出てきたりやっちゃったり、不謹慎ながら楽しい展開になってきてわくわくしてます。みっくん小説が好きすぎて読むのが止まりません。 (2020年8月6日 12時) (レス) id: 74d56dba5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Haru | 作成日時:2017年11月29日 14時

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