Puppy Boo. # Kei.Inoo

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You side.



“ 男って誰でも狼なんだよ 、 ( 笑 ) ”

なんて笑いながら誰かに言われた事があるけど
本当にその通りだ、と強く実感する。






起き上がり準備をしようとすると、
後ろから伸びてきて、お腹にまわる手。



A 「 ひっ、？ 」


慧 「 びびりすぎでしょ ( 笑 ) 」


A「 私、あなたの彼女でも何でもないです！」




いのおさん、こんな人だったっけ…？







起き上がってたのに、手で引き寄せられて
またベッドに倒れた。



慧 「 まだい〜じゃん、ねてようよ？」


大きいぱっちり二重の目に見つめられて、
1mmでもキュンとしなくはない 自分をぶん殴りたい。




A 「普通に仕事ですよ？！分かってます？」


慧 「 え〜 」 ( )



子供のように口をとがらすいのおさんを放置して、
やっとベッドから出た。








てかいのおさん、なかなかいいところに住んでる…。
あ、そっか 一応 部長なんだ。





色々考えながら化粧直したり、
髪型整えて。




A 「…いのおさんもはやく準備して、出勤してくださいね。
私、もう行くんで 」





慧 「 え〜っ、ちょっと待っ 」




言葉を全て聞く前に、
ドアを閉めて 部屋を出た。








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