Puppy Boo. # Kei.Inoo

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You side.




日曜日。山田くんから “ デート ” なるものに誘われて、
はやくも今日になった。






腕につけた時計を確認する。


A 「 やばっ、ちょっと遅れてる！！！ 」









駅に集合だから、走って駅を目指した。
息を切らしながら着いて、山田くんを探していると。



「 え、あの人めっちゃイケメンじゃない？ 」

「 うわ待ってやばくない？！ 超かっこいい…♡♡ 」





かなりの人数の女子が、一人の男の人を見て騒いでいる。
一体どこにそんなイケメンが、、、、
と、みんなの視線の先を辿ると…









A「 やっ、山田くん？！ 」




スーツ姿の山田くんしか見た事がなかったけど、
モノトーンの落ち着いた雰囲気の
私服の山田くんも ものすごくかっこいい。



まあ、あんなにイケメンだとな…。
と、ひとりで思わず関心してしまう。






涼介「 あっ、Aちゃん！ 」



壁によっかかって携帯をいじっていた山田くんが、
ふと顔をあげて 私を見つけた。




ゔっ、こんな女子の中で話しかけられると
視線がぐさぐさと体に刺さる、、、、☜




笑顔を浮かべて、こちらに向かってくる山田くん。

その瞬間、多くの女子が “ なんだよ、女いんのかよ ”
って、言った気がした。☜









A「 ごめん。 待ったよね？ 」

涼介「 ううん、全然へい… 」



山田くんは、何故か私に近づいて来てそうそう
私を見て固まった。





A「 どうしたの？ …あっ、もしかして私、服おかしかったかな…？」

涼介「 あっ、いや…。なんでも無い。」



やっぱ服おかしかったかな？？
山田くんの隣を歩くから、

一応ちゃんとしてきたつもりなんだけど…。






A「 んん、そう？なら良いんだけ 涼介「 可愛いな、って 」

A「 …へっ？？ 」



涼介「 可愛いって思ったんだよ、…、 」


そう言うと、山田くんは顔を赤くして俯いてしまった。



…今日、心臓持つかな？？









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