Puppy Boo. # Kei.Inoo

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Ryosuke side.



伊野尾さん、Aちゃんと一気に距離を詰めようとしてる。
…そんなん、俺が止める。




Aちゃんは、入社式で見た時から
ずっと魅力的だと思っていた。


そしたら偶然、同じ課に配属されて。
もうこれは運命なんじゃないか、なんて
自分で思い始めて。






伊野尾さんには悪いけど
譲る気は全く無い。








涼介「 …ねえ、Aちゃん」


A「 ん、、？」







涼介 「 今度、休みの日に デートでもしよっか。」









A 「… で、デート？！ そういうのって、恋人同士がするものじゃ…？ 」

涼介 「 俺はAちゃんと、そういう関係になってもいいって 思ってるけど？」



俺がそう言うと、口を開けたままこっちを見て固まっているAちゃん。





涼介 「 ふっ、酷い顔 ( 笑 ) いいでしょ、？ 」

A 「 っ、わかった！ 」


照れているAちゃんはすごく可愛くて、
抱きしめたい衝動を自分で必死に制御する。



涼介 「 やった ！ 都合合う日いつかな〜、」







これは宣戦布告でもあるんだよ？…伊野尾さん。









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